中学部のコリス(サイエンス)で、クリップモーターづくりをしました。工程の肝となる部分は、コイルをよく回るように整えるところです。コイルをできるだけ円形に整えること、導線部をコイルの中心をとおる一直線に沿わすようにまっすぐに整えることが肝です。
実際にやってみると、コイルの真下に磁石を置くより、ちょっとずらした方がよく回るなど、自分なりのセオリーを見つけ出す人もいました。あれこれ試して、どのグループも回るクリップモーターをつくることができました。
そのあと、どうして回るのかを調べて、もっとよく回すにはどうしたらいいかのアイデアだしをしました。クリップモーターが回るのを表す法則の名前は「フレミングの左手の法則」ということもわかりました。
最後に、そのアイデアに沿って、コイルの巻数を増やしたり、電池を直列に2個つないでみたり、磁石とコイルの距離を近づけてみたりしました。
参加者は、試行錯誤を楽しんでいました。感想をご紹介します。
~Kさん~
やってみて思った事はコイルを作るのが難しい。よく回す為にはコイルを真っ直ぐにしないとダメなんだけど、それがムズイ。例えるなら、少し曲がった針金を真っ直ぐに直す難しさ、綺麗に出来てる人もいたので(実際凄い回ってた)ねじる工程の時に、真っ直ぐにねじれたら、直しやすいのかなと思った(仮説だけど)。ファシリテーターとしてはあんま役目を果たせなかったと思った。何故かと言うと事前準備とかはスタッフが殆どやってくれてたし、本番もほかの参加者と同じ感じだったから。何か作り方とかのコツを教えたり、出来たら良かったと感じた。
~Yさん~
モーターに巻く線の数が多いほど回転数が上がったが、重くなってきれいに回らなかった 。巻く回数を増やすのもいいが、重さを考えて巻いた方がよかったのかも。
(NY)