ハンセン病について学ぶ


今学期のワールドオリエンテーションのテーマは『差別~誰もが安心して暮らせる世界へ』。

今回はハンセン病について学びます。

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まずは、ハンセン病について今どれくらい知っているのか、どんな風な疑問を持っているのか

確認しました。

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頭に問いを持った状態で、関連する動画を見ます。

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療養所のある島で、職員の子どもとして小学生の期間を過ごした大学生のドキュメンタリー。

長年療養所で過ごした方々の実際の言葉や体験談、今の若者の目線で感じること、過去の歴史について。

実際の映像で熱をもって語られる様子をみんな真剣に見ていました。

 

それが半分くらい終わった後に、その先は続きを見たい人は見る、それ以外の人は自分で本やインターネットで調べるか、まとめを言葉にしていく、という時間にしました。

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動画の続きの方では、ハンセン病の方が亡くなる度に解剖台へ運ばれて遺体の解剖が行われていて、それが終わった後の処理は入所者の仕事だったという話が語られ、

「その頃は人間じゃなくて”モノ”として扱われていたからなぁ」という言葉が出ていました。

人間が、同じ人間にしていたとは思えないような扱い。そんな歴史があると知って、驚きつつ真剣に受け止め、自分自身の中で考えていた様子でした。

 

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最後はこの日学んだことを1枚の紙にまとめました。

知らなかったことを知り、それをきっかけに考えを深める、

ということを積み重ねて、今学期を通じて人権・差別について学んでいきます。

(J.S.)

※中学部は現中学1年生と小学6年生(来年度から)であれば、ご入学できます。

ただ、定員がいっぱいの場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。

tel:072-735-7676

mail:info@kodomono-mori.com

(担当:佐野)