「ししゅうでわくわくの森グッズをつくろう」というテーマで、販売用のコースターを作っています。当初、買ってもらえるような作品がどれくらいの時間で作れるのか、担当スタッフも子どもたちもつかめていなくて、一学期いっぱいは暗中模索状態でした。
二学期に入って、オープンスクールという販売の場が定まり、現在５年生の友達が６年生になったとき、高学年みんなで修学旅行に行ける費用を貯めようという目標もでき、１０月頃から子どもたちのエンジンがかかってきました。
慣れるにつれて、クロスステッチの速度もあがりましたが、やはり可愛い模様を作るにはそれなりの時間がかかります。オープンスクールの日が迫ると、家で夜にししゅうの続きをやったりもして、ようやく５枚のコースターを仕上げました。
それではとても足りないと、子どもたちがアイデアを出し、売り切れ後は写真を見せて、送料を含めた値段で受注販売をすることになりました。オープンスクール前夜になんとか仕上がった作品もあり、それは写真が間に合わず、当日朝カラーコピーをとるなど、てんやわんやでしたが、現物を売った後、５枚の注文をもらうことができました。
今や職人さん気分の子どもたち、１１月だからクリスマス柄のコースターがよく売れた、次のロハスフェスタでは春に合わせて花の柄がいい、簡単にできる直線刺しの作品も取り混ぜ、そちらは大人向きの配色で・・・と、販売作戦を立てつつ、ししゅうに精を出しています。
