新校舎の形のケーキの試作 ①


 5月17日(日)に新校舎完成記念パーティを開催します。ある女の子の発案で、そのパーティで、こどもたちが新校舎の形をしたケーキをパーティの参加者のみなさんにふるまうことになりました。
 「いきなり作るのは難しいだろうから、一度、練習をしよう!」ということになり、どんなケーキにするかみんなで話し合い、今日、一度作って見ることになりました。
 発案者の女の子が、どこを何でつくるかといった細かい案を考えてくれました。材料の買出しを、高学年の二人が担当してくれて、いよいよ始まりました。
 窓枠の網チョコをつくるグループと、窓や太陽光パネルになるクッキーを焼くグループにわかれました。網チョコづくりでは、料理好きで家族の料理をよく作っているという2年生の男の子が、チョコを刻むときに巧みな包丁さばきを披露してくれました。 (洗い物も、どんどん洗っていました)
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 クッキー作りは、クッキー生地が麺棒とまな板にくっついてしまい、型作りが難しく、時間がかかりました。試行錯誤の末、手で整形することにしました。
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 食パンをくりぬき、校舎の外壁にし、その中に生クリーム、イチゴ、くりぬいた食パンを入れて、フルーツサンド状態にしました。
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 太陽光パネルと窓のクッキーが焼きあがり、生クリームでくっつける計画でしたが、クッキーが熱すぎて生クリームがとけるため、思うようにはくっつかないことがわかりました。みんなでクッキーを仰いで冷まそうとしましたが、短時間ではさめません。
 「クッキーは、前日に焼いておかなあかん。」
 「生クリームでくっつけるのは弱いから、ジャムはどうかな~」
 「生クリームの量がたらない」
 「網チョコは、うまく作れても、暑さで溶けてしまう」
などなど、いろんなことがわかりました。
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 発案者の女の子が、「実際にやってみるって、大事なことなんやな~」と言っていました。新校舎のケーキは、今回は成功とは言いがたい形でしたが、こどもたちが自分の体験を通して、実際にやってみて、試行錯誤しながら作っていくことの大切さを感じ取ってくれたことが、なによりも大きな収穫となりました。
 完成後、見学者の方、お迎えにきたおばあちゃんといっしょに、みんなでケーキをたべました。味はとってもおいしかったです。