1学期の共同プロジェクト~話し合いと夏祭り出店~


個人がやりたいことを計画を立てて取り組むプロジェクト学習がありますが、中学部ではクラス全体で一つのものに取り組む共同プロジェクトがあります。

今年度も何をやりたいか、それぞれが出し合って話し合いを始めました。

グループに分かれてとにかくたくさん出したアイデアを全体で共有。

そして重なったものを確認して、どんなことがしたいか検討。

 

結局、みんなでどこかに行くのがよさそうだということで、行先の候補を出していくことに。

 

そこで出たもので、希望者がいるものに絞って、チームを組みました。そして次の話し合いの時間で、行きたい場所について調べたことをシェアして話し合うことにしました。

それぞれのチームから、行先に関する情報がシェアされました。

他の人からの質問に答えたり、その場で追加情報を調べたりしながら具体的なイメージを確認してきます。

それぞれが意見を出し合って決めようとしていきますが、どうしても全員の希望が叶う行き先が決まりません…

 

結局、やりたいこと行き先を決めることはできませんでした。

そうしている内に、夏祭りの季節が近づいてきて、ひとまず例年通り夏祭りに中学生でお店を出すことに決めて準備に入りました。

 

お店の内容は、最近流行りのタピオカ屋さんに決定しました!

そこからタピオカのメニューを考えるチームと全体や会計のことを検討するチームに分かれ、メニューチームの中でもスタンダードなものと面白いメニューを考えるチームに分かれました。

 

メニューチームはいろんなアイデアを出して具体的に検討。

全体・会計のチームは、今ある中学部資金を確認して予算を立てたり、備品などどのようなものが必要かを話し合いました。

 

スタンダードなメニューを考えるチームは、早くに仕事が終わったので、空いた時間で看板やポップづくりを進めました!

 

それぞれに目処がついてきた頃には、夏祭り当日も近づいてきていました。

材料のタピオカがなかなか手に入らず、フタ付きのコップも手配するのがとても大変でした。

一部の人が買い出しに行っている間に、残った人が当日までに必要なことを挙げて整理。

 

問合せて仕入れの可能性について聞き、それに合わせてお店に行ったものの、結局タピオカを手に入れることができず、仕方なくインターネットで手配しました。コップとフタは当日までに届くか綱渡りでしたが、何とか用意でき、その他のものは協力して通学途中に手に入れるなど、それぞれが責任を持って自分の働きをしてきました。

 

自主的にタピオカドリンクを飲んで、サイズや値段をリサーチした人も。

 

終盤には、店をどのように回すのかについて店のレイアウトを考えるチームやシフト表を作るチームに分かれ、具体的に決めていきます。

 

全体の人たちは、いろんな費用を加味して値段の決定をしました。

その他にも、フタの代わりにシーラーでフタができないか、分量はどれくらいになるのか、などいろいろと実験を重ねて検討。

 

最後の方で、タピオカだけでなくポップコーンも販売しよう!というアイデアが出て、材料を用意して素早く試作。

これでメニューも固まりました。

前日はシフトを確認したり、部屋のレイアウトを案に沿って整えました。

 

そして、夏祭り当日を迎えます。

 

レイアウトを整えつつ、ポップコーンを作ったり、タピオカを戻したり、それぞれの作業を進めます。

 

協力して、限られた時間で準備していきました。

空いた時間で、他の店に置くお知らせを作る人たちも。

 

準備が整ってきて、いよいよ開店です!

 

タピオカドリンク、美味しかったそうです!

開店時に戻せていたタピオカは半分だけ、残りを戻したり、すごい売れ行きだったミルクティーを追加で買い出しに行ったり、それぞれが奮闘しました。

そして、無事終了…

でも思ったより売れ行きがよくなくて、ポップコーンもタピオカもたくさん余ってしまいました…

みんなで片付けて、反省点を出し合う最後の振り返り。

疲れの中でもいろんな意見を出しました。

 

いろいろあったけど、何とかこのメンバーで初めての共同プロジェクトをやり遂げました!(J.S.)

 

※全体の夏祭りのブログ記事はこちら↓

夏まつり!

 

ビデオライブラリーでは、動画でもご覧いただけます♪

 

…学期の最終週に2学期のことを話し合いました。

夏休み中に行きたい場所のことを調べて、休み明けにシェアすることに…

果たして、行先を上手く決めることができるでしょうか。