今回の選択プログラムは、日本の伝統文化とも言える武道(柔道)にフォーカスを当てた内容となりました。
北千里市民体育館の道場をお借りして、武道の基礎知識の話を聞き、基本の所作と柔道技の実践を行いました。
武術から発展した武道。「術=腕っぷし」だけでなく、「道=人としてあるべき姿、人生」と考え、人間形成に重きを置いた競技であるという話の時はみんな引き締まった表情をしていました。
正座の仕方を学び、実際にやってみました。座り方、立ち方に順序があり、足の重ね方にも意味があることを知りました。
日本刀(レプリカ)も登場。実際に手に取って、長さ、重さを体感しました。
柔道では受身を最初に学びます。実際に「前回り受身」をやってみました。急所である正中線を避けて前転をするのですが、初めての動きに少々混乱しながらコロコロ転がりました。
いよいよ技をかけます。「大腰」という技にトライ。
「柔よく剛を制す」の言葉の通り、力尽くではなく相手のバランスを崩しながら自分の態勢を変え相手を投げます。
「面白い!」という声もちらほら。
投げた後は寝技です。「崩れ袈裟固」という抑え方にトライ。20秒抑え続けたら「一本」
勝ちです。逃げ方の説明を受け、実践。抑えたり、逃げたり…猫のじゃれ合いのような攻防を繰り広げていました。みんないい顔でした!
「柔道衣を着てみたい」と試着。なかなか様になっていました!
中学部のみなさんの「道」が素晴らしいものになりますように。(Y.M)