今回の自然のクラスは、今回は箕面パトロール隊の稲井さんの案内のもと、
箕面の滝で有名な箕面国定公園に出かけました。
始めに稲井さんから、山の植物や動物についての説明を聞きました。
川には特別天然記念物のオオサンショウウオが200匹ほど生息していること、
毒を持つキノコ、カエンダケは触ったり蹴ったりすることも危険なこと、
そして箕面の山といえば有名な猿の生息と保護のこと。
説明を聞いたあとは、脚を伸ばして準備運動をして、いよいよ出発です。
滝までの道のりは新道と旧道に分かれていますが、今日は山の中を通る旧道の方に入ります。
するとすぐに、道の脇に土が掘りおこされている跡を発見しました。
これはイノシシが、餌になる昆虫をさがすために掘りおこしたもの。
イノシシには、ダニがついていることがあるので土は触らない方がいいよと、稲井さんが教えてくれました。
しばらく進むと子どもたちが、湧き水を発見しました。代わる代わる飲んでみると、
「おいしい!」 「水道の水とちがうね」と子どもたち。
次に見つけたのは、少し山道を登ったところにあった野口英世の像。
書かれている言葉を読みながら、箕面とゆかりがあることを知りました。
さらに進むと林の中に、箕面で一番大きな木がありました。
これは子どもたちが5人がかりで取り囲むような、幹の太い木でした。
お昼頃には滝に着きました。このころになると雨が降りはじめたので、屋根のある場所でお弁当を開きます。
お弁当を食べ終わると、輪ゴム鉄砲が始まりました。稲井さんにうまく飛ばす方法を教えてもらいます。
そしてみんなで射的大会をしたり
輪になってクイズを出し合ったり
木の棒を石で磨いて刀づくりをしたり、雨でも思い思いの時間を過ごしました。
帰り道は沢ガニを見つけて立ち止まって見てみたり、
運がよければサンショウウオが見れる川辺をのぞいてみたり(この日は残念ながらいませんでした。。。)
「だるまさんが転んだ」をみんなでしたりしながら歩きました。
そして最後は滝道のふもとにある足湯につかり、ひと息つきました。
自然のなかでいろいろなものを発見しながら、学校の近くにある山が
どんな環境なのかを感じる一日になりました。(R.T)