ふりー!すくーりんぐ第4回拡大交流会@箕面こどもの森学園 開催!


こどもの森は、関西のネットワーク『ふりー!すくーりんぐ』に参加しています。

定期的に行っている拡大交流会の今回の開場は箕面こどもの森学園でした。

テーマは『ESD』!
箕面こどもの森学園のスタッフが参加した「ESDユースコンファレンス」の報告会を話題提供として、ふりー!すくーりんぐに関わる皆さんで対話しました。

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こどもの森は”フリースクール”ですが、明確な理念とカリキュラムを持っている学校です。
そういう意味では”オルタナティブスクール”とも呼ばれています。

目指すことは、子どもも大人も「持続可能で共生的・民主的な生き方」ができる社会。
そのために学校では、「市民性を育む」ということを大切にしています。
子どもも大人も、社会に参加する「市民」として生きるのです。

こどもの森学園の紹介の後は、「ESDとは?」について。
ESDとは”Education for Sustainable Development”の略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
別の言い方をすると「未来や社会のことを考えて行動する担い手を育むこと」です。

食をテーマに学んだ際に、小学5年生の子どもが
「私たちが何を選ぶかで世界が変えられる」ということを言いました。
その子自身から発せられたその言葉が、ESDの学びを象徴していました。

そんなESDをテーマに若者が集まったユースコンファレンス。
そこではユネスコの事務総長が「若者の力が必要である。私たちを待たないでほしい」とメッセージを送りました。
そこに集った若者たちで、世界中の若者をエンパワメントしながらESDを広めるため、
いくつものプロジェクトを立ち上げ、活動を開始しました。

巷の人の活動をリサーチし、ESD的だと判断したら勝手に表彰する「勝手に表彰事務局」。
学校現場でどのようにESDを取り入れていくのかを検討する「ESD×教科書」。

「私たちに何ができるんだろう?」
と各々が考え、ユニークなアイデアを出し合い実現に向けて動いている様子が紹介されました。
2016年5月26日・27日にはG7が集まる伊勢志摩サミットが開かれます。
日本が今年の議長国です。
なんとそこでユースのメンバーたちもユースサミットを開きます。
http://japanyouthplatform.wix.com/jyps

報告と質疑応答の後は、参加者のみなさんで熟議。

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テーマは参加者の皆さんから出し合ったキーワードから
「私の人生とESD」「これからの望ましい教育」
についてになりました。

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ESDのことを知っていた人も知らなかった人も、普段の活動を振り返って思うところを出し合い、対話しました。

そして、シェア。

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対話の後は、待望のお食事の時間。

認定NPO法人箕面こどもの森学園の理事であるムッシュと学校スタッフのまゆさんがご夫婦で腕を振るってくれました。

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この日学んだことや普段のことなど、いろんな話題で盛り上がりました!

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途中には全員が自己紹介と感想を言う時間がありました。
全体で交流した感じになりましたね。

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非常に楽しく、学びも多い、有意義な時間でした。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

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