◆こどもの時間

『そら』には、こどもたちが簡単に動かせるシンプルな家具があります。

初めの頃は、少しだけ家具を移動して風呂や釣り堀が作られていましたが、最近は大掛かりなレストランが作られ、昼食をそこでいただいたこともありました。

今回は「家」。大きな丸机の周りに外壁が作られ、出入り口、台所と作業場ができました。作業場では、大きな人たちが針仕事を、小さな人はヒモ作りをしています。作業が終わると、キッチンからスパゲティやお餅が運び込まれました。お餅のなかには、アイスクリームやあんこ、毒きのこも入っていて大騒ぎでしたが…(^^♪

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周りの大人がやっていることを真似てみたいという気持ちは、こどものファンタジーの力でおもちゃが必要なものに見立てられ、あそびの中で展開していきます。

仕事の結果ではなく”過程を楽しむ=あそぶ”ということ、これは”暮らしを豊かにする”ことにつながると考えています。

こちらは、クッキング。自分たちのおやつを作っています。

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今回はたくさんできたので、プレゼント用にラッピングしました。

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さて、北公園では子どもたちが命名した”がけ登り”。なかなかの斜面を手と足を使って登っていきました。竹や木の根を頼りにする人、葉っぱで滑らないように土の所を探して進む人、滑ることを楽しみながら登る人…”がけ登り”にもいろんな登り方が見られました。

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◆おとなの時間・こどもの時間

それぞれの時間を楽しんだ後は、親子で昼食。冷えた身体が味噌汁で温まります。

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お話の後の”ふりかえり”。おとなもこどもも今日楽しかったことや、「そうなんや~」と驚いたことや発見したことを話します。自分のこと、あなたのことを感じる『そら』の大切な時間です。

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◆おとなの時間

子育てカフェは「あなたの夢を叶えよう!」というテーマで、「家族夢ノート」というワークショップをしました。

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夢ノートのやり方はこうです。夢を小から特大まで大きさで分けて、家族一人ひとりが書き込んでいきます。夢を書き出す作業はとても楽しいものです。どんなささいなことでもかまいません。好きなことやりたいことを考えることは、自分を見つけることでもあるのです。こうして、家族みんなでそれぞれの夢をノートに書きこんでいくことで、夢を共有しあうことができます。

書いたことは家族の夢なので、自然とお互いに応援したり協力するようになり、結果、家族のきずなが深まり、家族一人ひとりの自己肯定感が育まれるのです。

子どもだけでなく、親である自分自身もです。

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今日は参加者のみなさんでグループに分かれて夢を書き出しあいました。ケーキバイキングに行きたい!温泉に行きたい!という小さな夢から、家族で海外豪遊したい!子どもや地域の人が遊べるコミュニティスペースを作りたい!思い残すことのない死に方をしたい!などなど、特大の夢まで、いろんな夢が並びました。

参加者の感想の中には、「今まで忘れていた夢を思い出した!」と、日常のやるべきことの中でいつしか埋もれてしまった自分の夢を思い出された方もいました。

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 家族夢ノート、おすすめです。(AM)