中学生の見る眼は確か! 建物を観察する力はしっかりしています。
でも、その立体を
「平面に描いて表現したいけど、自分の眼で見えたようにはうまく描けないなあ~」
「自分の描いた物はどこかおかしくなるなあ~」
そんな時、こんな方法もあるよ!という事で、
今回は、はじめだけものさしを使って、見る眼の高さを決めてそこから線を引いて描く、
一点透視という方法を使って、建物を描いてもらいました。
平行・垂直など、一定の決まり事を守りながら描いていきます。
あとは自由に、窓をつけたり、影をつけたり。
中には屋根を三角形にすると・・・と遠近を考えながら描き始めた人も。
つぎは、これもまた、はじめだけコンパスを利用して描く「たまご」。
円を一つ書き、次にその円の直径の長さを半径にして半円を描き、
最後に別な長さを半径にした円を描いくとたまごの形になります。
みんな本物以上に形のいいたまごが描けました。
あとは影を描いて立体感を出す、置いた感じにしてみるなどみんなにお任せです。
物の形は、目の位置(高さや角度)や光の方向やそばにある物などによって
違って見えます。
3つめは、内側にビルの描かれた小さな正方形の箱を作りました。開いている三角の
のぞき穴から中を覗くと、目の錯覚でそびえ建って見えるビルに!!みんな「わあぁ~」の一言。
いろんな材料と色んな道具をいろんな方法で使って、
これからもたくさんもの作りを楽しんでください。(Y・H)