中学部のテーマ学習はワールドオリエンテーションと呼んでいます。
自分を取り巻く社会・世界のことに目を向けて、テーマに沿っていろんなことを知ったり、そこから自分の興味関心から自分の研究テーマを設定し、それについて広く深く調べてまとめ、レポートを書き、プレゼンテーションにまとめます。
今年度の最初はそのようなことを、初めて取り組む1年生にも共有して確認することから始めて、今回のテーマ「めぐる生命」について紹介がありました。
全体の流れとしては「知る・体験する」→「自分のテーマを決める」→「調べる・まとめる」→「発表する・振り返る」となっています。
まずはテーマについて知る・体験することから始めます。講師の方のお話を聞いたり、クラスで動画を見たりワークショップをしたりします。
ここではクラスでの学習について紹介します。
最初は生物多様性に着目しました。
この前の時間に食物連鎖に関係するお話を聞いていたので、それに関連して動画を見てみることにしました。
地球上の様々な場所に様々な生物が生きていることを知り、絶滅危惧種のことも知りました。
その後に生き物の分類について学び、その中から自分の興味があるものを選んでその場で調べ、ワークシートにまとめる、ということをしました。
本やインターネットをもとに調べ、時々情報交換しながら進めました。
次の時間は、もっと宇宙規模で生命について考えようということで、『地球45億年物語』を見ました。
地球が誕生するところから生物が生まれ、進化していくようすがダイナミックな映像で描かれていました。
クイズに答えながら、集中して見てみました。
次の時は、これまで学んだことを総合してキーワードや疑問などを出し合ってみるワークをしました。
短い時間でしたが、いくつか言葉が出ました。
これからそれぞれのテーマを考えていく段階に入ります。
それぞれからどのような学びが生まれるのでしょうか。楽しみです。(J.S.)