自然~里山ってどんなところ?~


5月中学部のしぜんは、富田林の里山に行きました。

女子7人で、滝谷不動の駅から歩きます。道路を離れ、里山の道を。

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富田林の自然を守る会の活動場所に。

代表の田淵さん、若手の三村さんに迎えられ、さっそく田淵さんから、里山の現状、課題についてお話をうかがいました。

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昭和30年代までは、里山の恵み(薪、山菜など)を受けての循環型生活が成り立っていたのが、化石燃料中心になって、里山が放置され、山が荒れ、生物多様性が失われ、崖くずれなどの問題が起こっているとのこと。実際に里山を案内してもらい、手が入っていない暗い森、手が入った明るく、林床豊かな森、一目瞭然です。こどもたちにも、理解できたのでは。

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さぁ、お昼ごはん!お話をうかがって頭が色んな知識でいっぱい。

おしゃべりしながらのお弁当で頭を休めて。

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午後からは、間伐体験!

どの木を切ればよいか?と、選んで下さった木を全員少しずつノコギリを入れさせてもらい、木に掛けたロープ(木が倒れる方向をコントロールするため)をいちにのさん、いちにのさん、と引っ張り、ドーンと倒れました。

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木の皮をむくと、みずみずしく、ツルツルの肌が現れ、こどもたち感激してました。

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木が倒れた後は、おひさまの光がさし、明るくなっています。田淵さんから、これで、周りの木がよく育つとのこと。倒した木にも感謝です。

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最後に少しふりかえり。こどもたちから、「森の中は涼しかった」「小鳥の声が聞こえた」「間伐体験楽しかった」等出してくれました。

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こどもたちに、少しでも今の里山の現状、課題が伝わればうれしいです。(K、K)