中学校から始まる数学。こどもの森では個別に学習する数学の時間と共同で学ぶ「数学共同」があります。
担当は、長年数学教育に携わってこられて小学部でも大活躍の数学が大好きなアミさん。
トランプのマークには4季が当てはめられる、というお話も印象的でした。
赤のマークはあたたかいイメージで、ハートはほんのりの春、ダイヤはギラギラの夏、
黒は冷たいイメージで、クラブが秋、スペードが冬です。
最初のテーマではトランプを使ってゲームをしながら学びます。
トランプの赤いマークの数字は「+(プラス)」、黒いマークの数字は「―(マイナス)」です。
手持ちのカードの数字を計算して一番大きかった人の勝ち。
1~4のカードとジョーカー1枚だけを使って、4人で行います。
均等に配って1人4枚か5枚になります。
5枚になった人が「親」でその人の隣の人が親から1枚引き、順番に隣の人のカードを引いていきます。
ひと回りした後は、自分のカードを見て判断し「ストップ」をかけることができます。
ストップがかかったら、全員で手持ちのカードを見せ合い計算します。それを表にまとめて順位を確認。
更に全員の得点を合計すると…必ず「0」になります。
「なぜだろう?」
「どうやって計算するのが速くて正確だろうか?」
ということについて考えました。
トランプの数字で正負の数に取り組みながら、数の広がりや計算の工夫について学んでいっています。
これからも楽しみです。
(J.S.)