政治×沖縄で学ぶ〜ワールドオリエンテーション20年度後期〜


2学期になって、今年度前半の「農」についての発表が終わり、後半のテーマが始まりました。

※発表の様子はこちら↓

”農”の発表会〜ワールドオリエンテーション2学期前期〜

 

 

テーマ発表

後半のテーマを発表する前に、少しアイスブレイク。

声を出さずに昨日寝た時間順に並びます。見事に成功しました!

 

そしてテーマの発表。

いくつかの画像からテーマを推測…

 

答えは

「政治」でした!

3年生に人はあと3年くらいすると選挙権が得られますね。意外ともうすぐです。

 

今、政治について思うことを出し合いました。

 

そして今年は海外研修旅行に行くことができないので、代わりに沖縄に行こうという計画を立てました。

 

それで「政治×沖縄」というテーマになりました。

 

それからゲストの方に来てもらって話を聞きました。

 

政治の話

政治の方は、てつじぃ(並河哲次)さん

和歌山県の新宮市で市議会議員をされていて、市長選にも出馬されたことがある方です。

全員が自己紹介をして、丁寧に政治への思いを聞いてくれました。

市議会の仕組みや実際の議論の様子を紹介してもらいました。

被選挙権を得た年齢で、政治に関心がなかったにもかかわらずチャレンジしてみることに。

見事に当選し、議会に参加しますが、少なくとも当時は「話し合いをせずに多数決で決める」という議会の進め方に驚いたとか。

そして当時の市長よりも良い政治をしようと、市長選にチャレンジ!惜しくも落選しますが、そのチャレンジついて語ってくれました。

その後、地域の高校生たちと関わる内に世の中のことは「10代が決めた方がいい!」と本気で思うようになりました。

そのことをメッセージとして伝えてくれました。

その後の休み時間には個別に質問にも答えてもらいました。

後半は車座で質疑応答。

政治的な話題の細かい部分への質問も、話を聞いてみたけどやっぱり興味が持てないという人へもあたたかく話していただきました。

 

 

沖縄の話

沖縄に関しては、卒業生の多喜春華さんが来てくれました。

任意団体を作って、沖縄のことを知るためのスタディツアーを実施した経験から、沖縄のことを話してもらいました。

 

 

最近行ってきたという経験からのリアルなお話。

それも現地の人と関わって直に感じた気持ちがとてもよく伝わってくるプレゼンでした。

最後には涙を浮かべて話してくれて、中学生たちにもとても響いているようでした。

賛成の意見も反対の意見もあるけど、どちらのことも知っておくことが大事。

自分で情報を知って、考えて感じること、その大切さを知った時間だったと思います。

 

そんな風にして後半のテーマの学びが始まりました。(J.S.)