マイクロスコープを覗いてみよう


昔と違って今は安くて便利なものがあります。「顕微鏡」というと、レンズが何枚か入っていて値段もそこそこします。デジタルマイクロスコープは値段も操作もとてもお手軽です。

そのデジタルマイクロスコープを使って写真を撮り、その写真を見ながらスケッチをしてみるというプログラムを実施しました。
まずは被写体です。髪を抜いて撮ってみたり、服の生地を撮ってみたり、皮膚や指紋、カラー印刷など、思い思いに撮りました。雨が降っていましたが、外に出て、植物を撮っている人もいました。

次に、好きな写真をスケッチします。トマトの葉の裏側に毛があるのを発見して描いたり、イネ科の雑草についている小さな水滴を描いたり、自分の家の鍵の凹凸部分に着目して描いたりしていました。撮影するだけでなく、その写真をじっくり見て、スケッチすることでより被写体に迫れます。

見慣れているものでも、拡大すると全く違ったものが見えてきます。デジタルマイクロスコープを通じて、日常的に見ているものでも詳しくは見えてないという事を体験し、「あれがこれなの⁉︎」という新鮮な驚きを楽しみました。(NY)