エディブルフラワーってどんな花?
エディブルフラワー(edible flower)は花の名前ではなく、食用花、食べられる花の事を指します。
「花を食べた事あるかなあ。」というスタッフの質問に
「お刺身についてる黄色い菊の花をたべたことがある。」
「七草がゆの時にたべたよ。あと、タンポポも。」
「食べたというか、赤い色の花の蜜を吸ったことがあるよ。」
など、今までに口にしたことのある植物を子どもたちが話してくれました。
「公園や道端の花は食べられると思う?」という質問には、
「食べられるかなぁ・・・うーん。」
「食べられるんちがうかな・・・。」
草花には毒性のあるものがあるので、食用として安全に栽培された花をエディブルフラワーと呼んでいます。食卓の飾りとして使用される事が多く、料理に色どりよく添えられているのを見かけます。世界中に存在する食の文化で、日本では菜の花、フキノトウ、菊の花、桜の塩漬けなどがあり、中国ではキンモクセイやバラ花の砂糖漬け、東南アジアではバナナの花をサラダに入れたり、ヨーロッパではズッキーニの花のフライなどさまざまな料理に用いられていることを知りました。
ハーブも生活に役立つ香りのある植物としてヨーロッパの中世の時代から利用されています。料理の香りづけや、保存料、薬、防虫などさまざまな用途で使われています。
「ハーブはどんなふうに使われるのかな?」という質問に
「ハーブティーにしたり、お肉を焼く時に入れたりするよ。」
「入浴剤やにおい袋もあるかな。」
そして、実際に植物を見てみようとテレワーク中のスタッフの家の庭にパソコンを移しました。ハーブ(オレガノ、ラベンダー、ローズマリー、セージなど)や、畑に咲く春菊や水菜の花などをカメラを通して見ました。今までに聞いたことや食べたことがある植物が多く、畑では「春菊の花ってこんなにきれいだなんて知らなかった。」という声も聞かれました。
その後、エディブルフラワーを実際に家で育ててみよう、ということになり、キンギョソウやカレンジュラ、シソ、つるむらさきなど一人ひとりが育てる植物を決めました。種は郵便でみんなの元へ送られました。
家でまいた種は芽が出て育っているでしょうか。しっかりとした苗になるころには、みんなが登校できるようになっていればと思います。学校の庭や畑でも育て、みんなでエディブルフラワーを使った料理を作って食べられたらと思います。
(M.Y)