スポーツは、今年度も引き続きパーソナルトレーナーの播さんにお願いしています。
学校で集まれない中、どのように進めるのかを相談した結果、身体のことについて伝えてもらって、家でその場でできるアクティビティを一緒にやるということにしました。
姿勢のことに詳しく、進化論のような理論をもとにパーソナルトレーナーとしてお仕事をされていることを紹介してもらいました。
スライド資料を使いつつ、人間の身体について、進化の視点からお話がありました。
人間だけが直立二足歩行。
ペンギンだって、骨を見ると膝が曲がっているのです。
運動のメカニズム。どれが欠けても運動はできないし、鍛える時にどこかだけに注目してもバランスが取れません。
そんな視点を確認して、それぞれの環境でできる範囲のアクティビティをしました。
まずはビジョンコンディショニング。
オンライン学習生活で、目にはいつも以上に負担がかかっています。目を動かす運動を通して、目の周りの筋肉を伸ばします。
手を左右に広げたり、上下、斜めに広げて、それを首を動かさずに目の動きで追うという運動。
その他にも近くを見たり遠くを見たり、近くのペンに書いてある文字に焦点を合わせてから、遠くの景色を見る、ということの繰り返しなど、いろいろと目の体操をしました。
続けて足部コンディショニング
足の指を開いたり、グッと閉じたり、普段は意識することがない部分に意識を向けて動かしてみます。
土台がしっかりすると、運動のパフォーマンスが変わってきます。
足の裏を意識した動きをしてみました。
その後は体幹トレーニング。
これは赤ちゃんが直立二足歩行を獲得していくまでの過程をたどるような運動。
これは画面の外で、1畳くらいのスペースを使ってそれぞれがやりました。
姿が見えないので、確認しきれない部分はありましたが、オンライン学習が始まって以来あまりできていなかった運動ができた気がしました。
今後も、この機会に理論も学びながら、運動ができればと思います。(J.S.)