1.17は阪神淡路大震災の日。この日に合わせて、防災の学習をする時間を取りました。
過去に起こったことを振り返る
まずは阪神淡路大震災のことを振り返りました。中学生が生まれていなかったような時代のことです。
でも25年が経った今でも、毎年たくさんの人が朝の「集い」に集まっています。
神戸出身のスタッフからも、当時の体験談を伝えました。揺れの恐怖がずっと残っていたこと、電気や水道・ガスなどのライフラインが断たれたこと…。
またお家の人から体験談を聞いたことがある人にもそれをシェアしてもらいました。
あらかじめ、各自が家でどのような備えをしているかを確認してきていたのでそれをクラスで共有。
そして過去の情報を得るためのツールとして、当時の映像をアーカイブしたWebサイトを紹介して少しだけ見てみました。
インプットの最後に、これから起こると言われている南海トラフ巨大地震の予測にもとずいた映像を見ました。
とてもリアルに感じられました。
避難はしごを使う練習
そして、地震に限らず何かが起こって校舎内を通ることができなくなったと想定して、脱出のための練習をしました。
3階から2階へ、備え付けられたはしごで降りて、2階から外へ、自分たちではしごを設置して降ります。
一度2階から降りる練習をして、それから通して自分たちでやってみることにしました。
迅速に動いて、全員が無事避難できるように動きました。
ところがやってみると、3階から2階に続々と降りていくと2階のバルコニーが混雑してはしごを設置するのが難しい、ということがわかりました。
自分たちでやってみて、振り返って課題を見つけることができました。
最後に、今後のことでやっておきたい備えを各自で考えてワークシートに記入しました。
いつ起こるかわからない災害に、少なくとも定期的には思いを馳せて備えを見直していくことが大事ですね。(J.S.)