三学期のオリエンテーションとして、バリューグラフ作りに取り組みました。
アイスブレイクは合作お絵かきです。２人で絵を完成させます。初めに書く人が手元を見ずに２秒で線を描きます。後に書く人は、初めに書いた人の線に３０秒で線を追加して絵を完成させ、題名を付けるというものです。
人のアイデアに楽しんで乗っかること、自分が描いたものを恥ずかしがらずに説明することで、ひらめきが生まれやすくなってきます。
次に、【洗濯するのはなんのため】というお題でバリューグラフの作り方を説明しました。
「（洗濯するのは）服の汚れを落とすため」→「（服の汚れを落とすのは）清潔でいたいため」→「（清潔でいたいのは）ちゃんとした人と思われたいため」のように上位の価値を探っていきます。さらに、代替案も考えます。
「服の汚れを落とすため」の代替案は、「汚れの上にアップリケをする」とか、「汚れた服を捨てて新品を買う」などがあります。また、出来上がったバリューグラフを眺めて、分かったこと、感じたことなどをインサイトとして記入します。
本題は「こどもの森の中学部にくるのはなんのため？」です。
初めに、「〇〇するのは△△のため」を個人で書いていきました。次に、そのワークシートを持って、３グループに分かれて、グループごとにバリューグラフ作りをしました。
出来たバリューグラフからインサイトを出していき、そのあとで、他のチームのバリューグラフを眺めてさらにインサイトを出していきました。
最後に、全員でディスカッションをしました。
バリューグラフを作ってみると、「勉強をするため」の先の方に「楽しく生きるため」があったりして、一見しんどそうに見えることも、実は、楽しく生きるためにやってるんだ、ということがわかったりしました。また、全体的には、「経験」とか「楽しみ」とかいう言葉がよくでてきていました。
中学生たちのバリューグラフづくりのチャレンジは、楽しい雰囲気の中で深く考える、
素晴らしいチャレンジとなりました。
楽しい三学期にしよう！（NY)
