中学部のコリス(サイエンス)の時間に、エッグドロップをしました。5月末にしたときは、4グループで2回ずつトライしましたが、どのグループも卵を救うことができませんでした。
今回は、どうでしょう?
まず、紙の性質を感じる時間です。石粉粘土でできた偽卵を使って、どうすれば紙がショックアブソーバーになるのか、いろいろ試してみました。
さて、いよいよ本番です。
先ほど感じた紙の性質を考えながら、卵を守る装置に組み込んでいきます。途中、何回か偽卵でテストドロップをします。
30分試行錯誤を繰り返し、いよいよエッグドロップ!
1回目、2メートルの高さからのドロップでは、4チーム中2チームが成功しました!
その成功チームのうちの1チームがホール2(約4m)から1階にドロップし、これもまた成功!
丁寧に細かい目のハニカム構造を作り、それを紙で作った箱につめて密度を高める工夫をしたチームです。
1回目のチャレンジで失敗したチームもハニカムを微調整して再トライし、成功!
その後、2mからのドロップでは成功したけれど、ホール2からのドロップで失敗したチームば、大胆に設計変更して、ホール2からのドロップにも成功しました。
1回目のチャレンジで卵がぐちゃぐちゃにつぶれたチームがありましたが、このチームは紙袋を開いてパラシュートを作る工夫をし、ホール2からドロップしてみました。
惜しくも卵はつぶれましたが、「ふんわり落とす」という観点では、今日のドロップの中では一番でした。
どのチームも、振り返りの時間がほとんど無くなるぐらい、トライ&エラーを繰り返しました。
話し合うことで得る新たな発見や話し合うことのある種の難しさ、トライ&エラーを繰り返すしんどさやおもしろさ、何よりも、考え抜いた末に成功したときの楽しさやうれしさを感じてくれたのではないかと思います。
エッグドロップ材料
卵 1個(チャック袋に入れる)
タコ糸 1m
マスキングテープ 30cm
紙皿 1枚
風船 1個
羽 10枚
紙袋 1袋
A4用紙 3枚
みなさんもチャレンジしてみてくださいね!(NY)