「中学部の3年生が、1年をかけて取り組んできたプロジェクトについて発表します」という司会の人の説明で発表会がスタート。
今回は漫画づくりにチャレンジ。
絵を描くのが好きで、実は小学6年生の時も長期プロジェクトで『漫画3巻』に取り組んでいて、その時の漫画も展示されていました。
物語を作るのが好きだから、という取り組んだ理由を説明。
それから漫画の作り方について解説しました。
最初に自分で漫画の作り方を調べたり、新しいお話を考えてみたり、6年生の時に描いたお話を見直してみたり…
今回は、思うままに描き進めていた前回とは違い、物語の起承転結を最初に考えて構成を練りました。
その中でコマ割りをどのようにすればいいのかも調べて学び、キャラクターづくり、出てくる建物の構造を考えることにも力を入れました。
また描くことについても、画用紙に描いていたのをリングノートにしたり、コマが読みやすいように描くようにしたり、背景を多く描くようにしたり…いろんな工夫を加えました。
最後に大切にしていることを伝えました。
そして、このプロジェクトを通して学んだことを伝えました。過去の自分と比べて、描き方を変えてみた結果、今度は結末を決めずに描いてみたい、と思うようになりました。
今回のように結末を決めてから描いても、途中で新しいアイデアが浮かんでしまい、うまく進めることができなかったからです。
これからはデジタルでもイラストを描きたい、趣味として物語を描きたい、ということでした。
最後におまけということで、この期間に作ったオリジナルのキャラクターを発表。
非常にユニークで面白いキャラクターがいくつも紹介されました。
感想、質疑応答の時間には、作品の進化や自分自身に向き合った変化について発表できたことがすごかった、という感想や、オリジナルキャラクターについての質問が挙がっていました。
自分の好きなことに取り組むことを通して、自分の学ぶと生きるデザインしていった姿がありました。
これからの活躍も楽しみですね。(J.S.)