エルクールさかいこう&ガス科学館見学 ②ガス科学館編


ワールドオリエンテーション「暮らしとエネルギー」の校外学習で、

堺市にあるエルクールさかいこう(堺港発電所)と

高石市にある大阪ガス ガス科学館に、小中学生全員で見学に行きました。

①エルクール編はこちら

エルクールさかいこうを出て、次なる見学先、大阪ガス ガス科学館へと向かいました。

 

ちょうどお昼時間だったので、まずはランチルームをお借りしてお弁当を食べました。

そしていよいよ見学スタート!

まずは映画館で「輝け!ロボットコンテスト」という映画を見ました。

ロボットたちが地面の下から、空から、ガス管を辿りながら、

天然ガスについて調査していくというストーリーでした。

案内の方と、ガス科学館のマスコットキャラクター「スキッパー」くんとのかけあいが楽しい映画でした。

展示室では、科学のふしぎを体験できるコーナーがたくさんありました。

ー196℃の液化窒素を使った冷熱実験では、

液化窒素に物質を入れるとどうなるのかを、目の前で見ることができました。

子どもたちはふしぎな現象に興味津々。くぎ付けでした。

 

また、天然ガスを使ってシャボン玉を燃やしたり、

筒で音を鳴らしたり、気球を動かしたりと、

ふしぎで楽しい体験をいっぱいしました。

 

 

 

 

その他、マジカル劇場というところでは、原始人の火の発見や

エネルギーの歴史についてのお芝居を見ました。

スタッフがお芝居に参加するという趣向でした。

さらに、宇宙人たちが出す地球環境問題のクイズに答えるコーナーも。

エネルギーマップのコーナーでは、化石燃料の埋蔵量を知りました。

今の調子で使い続けると、あと何年でなくなるかも分かりました。

なんと、石炭はあと138年ほど、

石油と天然ガスはあと50年ほどでなくなってしまうかも!?

 

これには子どもたちも驚き、ショックを受けていたようでした。

そのためにも、今あるエネルギーを大切に使い、

化石燃料に頼らない、安全で環境に負荷をかけない、新しいエネルギーを考えなくてはいけないのですね。

エネルギーのこと、環境のことを思い、体感した一日となりました。

(A.M)