3学期のテーマ「私の将来」では、
いろんなお仕事やはたらき方に出会いながら、将来について考えていきます。
今日は高学年と中学部で、株式会社ナオミさんへ見学に行きました。
ナオミさんはこどもの森の近くにある、小型充填機を作られている会社です。
社長の駒井さんはじめ、社員のみなさんに案内いただきました。
玄関のボードには、ようこそ~こどもの森のみなさま~と歓迎いただくメッセージ!
材料が保管されているお部屋も。。。ふだんは目にしない光景です。
実際に製作されているお部屋では、担当されている方から
モーターの仕組みを説明いただいたり、動く様子を見せていただいたりしました。
続いて事務や営業、マーケティングの社員の皆さんのお部屋では、お客さんとの電話、
会社のホームページの分析など、いろんなお仕事をされていました。
ナオミさんでは社内にこたつのお部屋があったり、いろんな場所へ社員旅行に行ったり、
一人ひとりの似顔絵があったり、社員の方が働きやすく、楽しく過ごせるようにされている色んな工夫を目にしました。 そんな一つひとつが、子どもたちにとって新鮮な様子でした。
続いてはショールーム。大小、いろんな充填機が並べられています。今日の見学に来るまで、
ほとんどの子どもたちが初めて知る充填機。
お店に売っているプリンや、ペットボトルのジュース、ジャムなどの食品を容器に入れていくものや、食品工場で小麦粉など材料を量る大きな機械など、いろんな場所で活躍していることも知りました。
実際にボタンをおして、動かしてみる体験も!こうして商品を作るところから販売まで、
ナオミさんのお仕事のいろんな現場を見させていただきました。
後半は、学園に戻り駒井さんのお話をききました。中・高校生の時のこと、
ナオミさんで働きはじめたきっかけ、今のお仕事でうれしい、しんどいと思うこと。
そして「ナオミで働くみんなを幸せにすること」「お客さんが喜んでくれること」など、
駒井さんが大切にされていることを、お話いただきました。
働くって? の問いに駒井さんからは、「成長すること。はた(傍)をらく(楽)にすること。」
そして「いろんな人と話して自分の考えの幅を広げてみる」
「冒険や行動することで自分の可能性を広げられる」とお話されました。
「今は大変ですか?」 「会社の目標は何ですか?」 「一番売れた商品は?」
「人を幸せにしたと思ったのは、どんな時ですか?」
「社長にはなる時は、どんな風になったんですか?」など、
子どもたちの一つひとつの質問に、わかりやすく答えていただきました。
実際に社員のみなさんがお仕事されている姿、
そして駒井さんのお話から “はたらくって?”について考えるきっかけをいただきました。
ナオミのみなさん、本当にありがとうございました!(R.T)