今日は3学期最初のワールドオリエンテーションがありました。
今学期のテーマは「私の将来」。
「将来」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか。
昔からみて現在は「将来」。100年前の人も、私たちが生きている現在がどのようになっているかを予想したことがありました。
「機械で温度を調節した空気を送り出す」
「遠くの人間と話ができる」
「葉巻型の列車が東京・神戸間を二時間半で走る」
100年前の人が立てた「将来」の予想は、その多くが現在ではすでに実現していることが分かります。
では現在からみて20年後、40年後の「将来」はどのような社会になるでしょうか。生活や仕事など、多くのものが大きく変わっていくかもしれません。子どもたちが大人になった後の社会を考えることは、子どもたち自身の「将来の生き方」を考えることにもつながります。
「将来はどんな社会になるのか。」
「私は将来どう生きていくのか。」
このようなことを考えながら、今学期は「私の将来」を考えていくことにします。
「私の将来」を考える前に、まずは今の私のよいところを見つめなおしてみましょう。
グループに分かれて、お互いのよいところを見つけあいました。
普段は意識しないものですが、他の人からよいところを書いてもらえるのは、なかなか嬉しいものです。
自分では気づかなかった、自分のよいところもありますね。
それでは、自分のよいところを活かしてどのような仕事ができるだろうか。
グループごとに自分のよいところを活かして、「衣・食・住」に関するプロジェクトを行う会社を「企業」してもらいました。
真剣に話し合う子どもたち。
話し合いのあと、グループごとにそれぞれの会社の内容と一人一人のよいところを発表してもらいました。
住まいのアイデアと、珍しい家を紹介し、つなげるサービス、野菜を自分たちで作って野菜中心の料理を出すお店、服に関するアンケートを書籍にして資金を集めて、それぞれに合う服を提供する仕組みを作って海外に進出していく会社…というように、どのグループも個人のよさを活かした、ユニークな会社を作ることができました。
仕事を考えるときには自分のよいところを活かせるかどうかも重要です。
これは「私の将来」や生き方を考えるときにも大事なことです。
3学期は自分を見つめなおしながら、「私の将来」を考えていきましょう。(R.K.)