小学部の研究発表と修学旅行の発表に続き、中学部からは韓国研修についての発表をしました。
頼もしく司会を務める2人の男の子。
各自の発表に移っていきます。研修で感じたこと・学んだことに加えて、各自が設定していたリサーチクエスチョンについて、わかったことなどの発表も合わせて行いました。
韓国の食べ物とお金についてプレゼンテーションしてくれた男の子。
実物の紙幣や硬貨を見せてくれました。
こちらは日本の市販のお菓子と似た韓国の製品などについて発表してくれた男の子。
「韓国という国はひと言でいうと、どういう国だと思いましたか?」
との質問に対して、
「言葉は違うけど、ほとんど同じだと思った。」
と答えてくれました。
コンセントについて調べてくれた男の子。いろんな国のコンセントの写真を交えて報告してくれました。
次はもう少しワールドオリエンテーションの内容に関係するような調べ甲斐のある問いを立てた方がいい、と振り返っていました。
韓国での日本のアニメやマンガ文化の広がりを知って驚いた女の子。現地で滞在したガンジースクールの生徒さんともたくさん遊んで、とっても仲良くなることができたようです。
DMZという韓国と北朝鮮の国境線にある非武装地帯で学んだことも伝えてくれました。韓国と北朝鮮の関係については、
「国民は戦争はしたくないんだと思う。」
と自分の考えを力強く語ってくれました。
韓国という異文化を体験して、「当たり前」というキーワードを胸に刻んだ女の子。
「当たり前」は人それぞれ、国によっても違う。それなのに、それぞれの当たり前を理由に相手を非難するとしたら…そんなわたしたちの日常にも通じる大切な気付きを伝えてくれました。
最後は、ニュージーランドに留学していた子の発表でした。
とても充実した日々と、日本との違いに驚いたエピソードをいくつも紹介してくれました。
最後は現地で仲良くなった子から、日本語の手紙をもらって送り出してもらったそうです。素敵な留学になったことが伝わってきました。
ニュージーランドの空。素敵な写真に魅せられました。
いろんな国のいろんな人たちとの出会いを経て、また一つ中学部の子たちが大きく成長したように感じました。
(D.H)