共同プロジェクト:おとまり会


中学部には共同プロジェクトという時間があります。クラスで一緒に取り組むプロジェクトのことで、中学生が自分たちで話し合いながら、進めていきます。2学期には初めての文化祭を開きました。3学期は「学校に泊まりたい!」という要望があり、おとまり会をすることになりました。

プログラムを考える

しかし、3学期は射る矢の如し。「やりたい」と言いつつも、計画が進められないまま、あっという間に時間は過ぎ去っていきました。3年生が卒業するまで、もう残された時間がない!2月に入り、大慌てで予定を立てることになったのでした。まずはおとまり会実行委員が発足し、何をするか案を出し合いました。

  • 体育館でバスケをする
  • 銭湯に行く、岩盤浴に入る
  • Bb(ゲームセンター)で遊ぶ
  • 映画を観る
  • 学校でサバイバルゲームをする
  • 千里北公園で遊ぶ

やりたいことがもりだくさん。観たい映画もひとつじゃない、ゲームセンターに行きたい人もいれば、その時間があるならお風呂にゆっくり入りたい人もいる…多数決でやりたいことを切り捨てないのが、こどもの森の人たち。どうすれば満足できるプログラムを組めるか。1泊2日の工程を考えていきます。全員が参加するもの、どれかを選択できるようにするもの、うまく組み合わせていきました。

おとまり会当日

当日は午前中に卒業プロジェクトの発表があり、その後体育館へ出発!(出発までにスケジュールの確認・準備、その頃にはすでに予定の1時間押しとなりましたが…)みんなでバスケを楽しみました。

学校へ戻ってからバスでBb(ゲームセンター)と銭湯のある施設へ移動しました。ここではゲームセンターで長く遊びたい人と、早々に切り上げてお風呂に行く人に分かれました。

夕飯も食べて、学校に戻ってきました。ここから映画がスタート。夜の学校で叫び声をあげながらホラー映画を上映しました。ホラー映画が怖い人のために、別のアクション映画も用意してくれました!夜は寝袋にくまっておやすみなさい。

朝は全員でハッピータイムからはじめました。(中学部のハッピータイムにこんなに人がたくさんいるなんて…とスタッフは感動していました)お昼の解散までは、映画を観る人、サバイバルゲームをする人、ボードゲームで遊ぶ人、それぞれの時間を楽しみました。

中学生からは「学校に泊まれたのは楽しかったけど、当分はもういいかな~」なんて声も聞こえつつ、楽しいおとまり会は幕を閉じました。(S.N)