こどもの森の学びのエッセンスをお伝えする「学び場コーディネーターmanabeeプログラム」の受講者による共育プログラムを、中学部の選択プログラムで実施していただきました。
Dグループメンバーが中学生のことを考え、manabeeのエッセンスをどう表していくか、何度もミーティングを重ねて考えてくださいました。
以下、メンバーのみなさんが書いた報告です。
導入 コミュニケーションで行き違い?!
LINEであるあるの受け取った相手が勘違いしてしまうケースを取りあげてみました。
「あ~」と共感する子。「ん?」とどこが誤解なのか分からないというような子。
伝えるミッション1
「言葉は難しい」されど「その言葉だけで伝える」というミッションをやってみました。
伝える人:~相手が写真通りに積み木を組み立てるように、言葉だけで説明する~
受け取る人:~言葉だけを聞いて相手が言ったことをイメージしながら積み木を組み立てる~
感想
伝えるミッション2
今度は言葉を使わずにコミュニケーションをすることにトライ。
使うのはボール。
まずは4人から。
言葉を使わなくてもみんなパスを受け取ることができました。
最後は全員でトライ!
誰に投げようか、いつ自分に来るのか、言葉のないちょっとした緊張感の中でも子どもたちの気持ちが伝わってくるようでした。
そして、ミッション成功!
まとめ
みんなで全体をふりかえり感想を言い合いました。
『人と通じ合う上で大切なことってなんだろう。』
- 言葉ありでも言葉なしでもどっちも難しいと思いました。
- 相手の事を思い合いつつ自分の伝えたい事も伝えること
- ボールは大人数の時が難しくて話する時も大人数は大変だよねと思った。
- 相手の気もちをかんがえくみとる↔かちかんが一切合わない人とは話さない
再チャレンジ
最後にもう一度ミッション1に挑戦
相手の立場に立とうとすることの大切さ
最後のミッションでどうしても相手に伝わらないチームがありました。伝える側のAは一生懸命言葉で説明している途中に「あー!」と言って自分の写真を反対向きにしました。相手Bから見たらその図がどう見えるかに気付いたのです。そこから説明の仕方が変わりました。そしてミッション達成!
つまり、相手に伝えるというのは相手の立場に立とうとすることなのだと、私たちも気づきました。
コミュニケーションとは思いを伝えようとする、思いを受け取ろうとすること、子ども達にも伝わったかな♪