熱気球を作って飛ばそう!


中学部のコリス(サイエンス)の時間に、熱気球を作って飛ばしました。

今回のファシリテーターは、テーマ決めにとても悩みました。1学期に決めたやってみたいことは「電車関係」と「自転車関係」でした。この2つのテーマを合わせてまず考えたのは、モーター系、ギア系(輪軸・てこ)です。このテーマではおもしろい実験を思いつかなかったので、次に考えたのが、動力系つながりで、蒸気機関です。これもやや実験が難しいのと、みんなが楽しめそうにないので、没。蒸気機関からの「熱で動く」つながりで、最終的に、熱気球になりました。このテーマが決定したのは、本番の3週間前でした。

ファシリテーターの3人は、そこから、めちゃくちゃがんばりました。用具の確認と予備実験、熱気球が浮く原理の説明のパワーポイント作成に分担して取り組みました。特に、予備実験を担当した人は、スタッフと一緒に、少しでもうまくいく方法、コツを粘り強く探りました。彼の探究のおかげで、本番当日、プログラム選択者が楽しむことができました。

当日は、まず、原理とやり方の説明、次に、実験を安全に行うにはどうしたらよいかをチームごとに話し合って確認、実験、最後に振り返りというスケジュールで実施しました。

どのチームも、やってみる→改善点をを考る→またやってみる→さらなる改善点を考える、という、トライ&エラーを繰り返して、よく飛ぶ熱気球についての探究を深めていきました。

 

 

 

 

~ファシリテーターのふりかえり~
KEさん:
そもそも何をやるのかを考えるのが、時間がかかった。
準備するのが大変だった。
2回だけめっちゃ上手く飛ばせた。
Mさん:
準備のときに何をするのかを考えるのが大変だった。
今日(当日)は簡単だった。
KOさん:
~準備中~
ギリギリにパワポを作ってしまった。
やる気が起きねぇ。
もう、最初ら辺の話し合いはいやだったね。うん。
MさんとKEさんが制作を引きうけてくれて助かった。
~本番~
パワポが何とかなった。
質問とか聞く時間がなかったなと思った。
無事終わってよかった。
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中学生が校庭でわいわいやっていると、この日、学校にいた低学年の人たちが2階の窓に群がって興味津々で眺めていました。また、スタッフルームで仕事をしていたスタッフも、楽しそうな声につられて出てきました。

コリス担当スタッフとしては、気球が落ちた時にすぐに消火することに注力し、無事にプログラムの時間を過ごすことができたので満足です。(NY)