体育祭を開催しました~!おととし、去年はこどもたちだけでしたが、今年は、午前と午後に分けて、保護者の方々にも参加していただけることになりました。
こどもの森の行事は、全校集会で話し合い、決定して、みんなでつくっていきます。体育祭は、そのうちの一つで、毎年だいたい一番最初に開催されます。今回も学期がはじまってすぐ、実行委員会がたちあがり、その人たちを中心にして、スクールワークの時間に準備をしていきました。
お天気が心配でしたが、実行委員の人が顔を描いてくれたてるてる坊主のおかげで晴れました!!
人数が増え、体育祭の様子が少しづつ変化していっても、変わらず最初のまーちゃんのあいさつだけは予定にくみこまれます。そしてラジオ体操でのスタートも恒例になっています。
実行委員の人が午前午後にわかれて司会を引き受けてプログラムをすすめてくれます。
プログラムのトップバッターは「マラソン」。中学1年生と小学2年生の3人のチームでした。今回は過去最長のコース距離。アップダウンも激しく、なかなか走りごたえのあるコースを考えていました~!
保護者の人にも参加してもらいながら、それぞれのペースで走りました。給水所も完備。沿道の応援も素敵でした!
2つ目は「玉入れ」。スクールワークの時間には、かごを直したり、玉の数をかぞえたり、新しいルールを考えました。
1年生、2年生もスタッフや高学年の人にサポートしてもらいながら、ルール説明をします。
3つ目は「しっぽ取り」。こちらも小学1年生と中学2年生と3年生の年の差グループ!今までなかった新しいプログラムだったので、ルールの確認や役割などよく話し合いながら準備してきました。
赤・青・黄色の3チームがそれぞれしっぽになるタグを取り合います!白熱!3回勝負でした。
4つ目は、「おにごっこ」でした。みんな大好きおにごっこ。低学年の人たちを中心に6年生はサポートがんばってくれていました。人数が多いグループも、それぞれに役割を決めて、取り組みます。
今回はおにごっこの中でも「こおりおに」。そして、逃げるのはこどもたち、追いかけるのがスタッフ&保護者のみなさん。凍らしても凍らしてもすぐに解凍されて走り回る子どもたち。15分間走り続けました~
プログラムに参加していなくても、応援をがんばってくれている人たちも。放課後くらぶという時間につくったポンポンを持ちながら、声をかけて励ましてくれていました~!
午前の最後のプログラムは、「スウェーデンリレー」!だんだん走る距離が増えていくリレーです。
何番目がどこからスタートするのかなど難しかったようでしたが、なんとかまとまり、よーいスタート。後半は何周走ったかかわからなくなるぐらい、走る、走る、走る…高学年も中学生もお疲れさまでした。
午前と午後の間は少しの休憩時間。思い思いの場所で軽食をとりました~
午後のプログラム、最初は「宝さがし」です!番号の書いてある紙がはいった封筒をさがします!隠す場所を事前に確認して、チームみんなで協力して準備をすすめていました。ルール説明の紙も宝がちらばっていて、かわいく作られていました~
封筒が見つかった人から景品と交換です。走るプログラムの間の、少しホッとする時間になりました。
次は「サッカー」です!低学年・高学年・中学部にわかれて、キックオフ!
試合の最初は、みんなにパスを回してからシュートができ、後からしばりなく自由にプレーできるというルール設定を考えました。サッカーしてる人も、あんまりしない人もがむしゃらにボールを追いかけました~
午後の3つ目のプログラムは、「かりものリレー」でした。こちらは中学部の人たちが多いグループ。どんなものを借りるものにするのかたくさん話し合いました。
やかんや靴から、めがねとぼうしをかぶってる人から、いろんなもの・人がかりだされて一緒にゴールをめざしました~!
かりものリレーのあとは、しょうがいぶつリレー!!今年もいろんなしょうがいぶつが準備されてきました!
ブルーシートをくぐりぬけ、なわとびを飛び、ボールをかぶってラダーをわたり、お玉でピンポン玉を運び、箱を飛び越え、ぐるぐるバットで目が回る…プログラムの担当でない人たちも、それぞれの場所でお手伝いを引き受けてくれていました。
いよいよ、最後のプログラム「リレー」です!走る順番を考えることはもちろん、バトンの重さ、長さを4本が同じになるように作り直したりしました!
1回目走った後は、飛び入り参加で、もう一度走りたい人や、走ってみたい人、そして、保護者の人も参加して走りました。参加しない人も、周りからたくさんの声援をおくってくれていました。
たくさんプログラムに出る人、いくつかのプログラムだけを選んで出る人、応援にまわってくれる人、いろんな参加の方法がある、こどもの森の体育祭。積極的に色んなことに関わってくれる人もいれば、目立って動いていなくても、それぞれにできることで関わり、盛り上げてくれている人もいます。それぞれの存在や方法を認めながら、みんなで楽しみ創っていけるそんな行事をこれからも子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。
(K.F)