低学年の人たちによるテーマ学習の発表、『サルトラ劇場 ～3色の帽子～』
大勢のお客さんの前での発表になりました！
3色の帽子。それは？
対立が起こったとき、
暴言や暴力で自分の思いを通そうとする、赤い帽子。
自分の気持ちを抑えて我慢する、青い帽子。
お互いが対等で話し合いにより解決しようとする、黄色い帽子。
のこと。
平和的に解決するために黄色い帽子を被りたいけど、イライラしたり怒ったりしちゃうときもある… そういうときはどうしよう？と、低学年のみんなとアンガーマネジメントについてワークショップをしたこともありました。
↑ こどもたちの考えた、怒りの感情の静めかた。
そういったことも含めて、意見や欲求が他の人と違ったとき、どうやって解決していったらよいか考えた劇がサルトラ劇場です。
劇中では、サルとトラが赤いベイブレードを巡ってお互いの欲求がぶつかるところから始まります。さあ、どうやって解決しよう？と、その先の台本を考えて、発表しました。
より現実的で、リアルにありそうな場面を想像して何度もやり直して考えたそれぞれの劇。
『対話を通して平和的に解決しようとする』
こどもたちは常日頃から積み重ねていることですが、こうやって帽子を被って意識化したり言語化するのは初めて。
これからも、こどもの森を卒業した後も、黄色い帽子を被っていける人になってほしいなと願っています。
（M.F)