狂言師の方が来られました!


今から600年ほど前の言葉で始まった会話の言い回しは、外国の言葉を聞いているようで、はじめはみんなきょとん!顔を見合わせたり、首を傾けたり。

まずは、昔の歌の説明と練習。今の歌とは違ってゆっくりなテンポにみんなもゆっくりついていきました。きっと600年前は歌だけでなく、すべての事柄がゆっくり流れていたのだろうなぁ~と感じました。その頃の音楽記号や言葉の言い回しも教えて頂きました。

「はあ-るう-ごおとおにい-(春ごとに)」と狂言師さんのお手本を真似て、みんながつづきました。

次に、立ち姿勢からの正座と安座(あぐら座り)を教えて頂きました。お手本の、昔の美しい流れの所作を見ながら、みんなもやってみました。

後半は「狂言」の説明があり、今のお笑いのようなものですとの事。実際に狂言作品の「盆山」の一部を見せて頂き、途中からはこどもの希望者参加で二人の掛け合いの場面をみんなで鑑賞しました。

最後に、笑い方、泣き方を教えてもらって、600年前の言葉の世界の時間が終わりました。

(Y.H)