本日のゲストは山崎淳子さん。“ことばの芸術”言語造形をされている方です。
♪おはなしおはなしはじまるよ~♪と優しい歌声が聞こえ、私たちはあっという間にお話の世界に導かれていきました。語られたのは“大工と鬼六”。少しずつお話の世界に連れられ、鬼が「目玉をよこせ」と叫ぶ頃には、大工や鬼になって一緒に会話する人たちもいました。
さて、お話が終わると、言葉と声についてのおはなし。
“言葉は、「お腹すいた~」とか「一緒に遊ぼう!」とか自分の思いを伝えたり、話し合ってルールを確認したりできるし、今日みたいにお話しを聞いていろんなことを想像したりすることもできるよね。今日は、面白い言葉をもってきましたよ”
”はなの の ののはな はなのな なあに なずな なのはな なもない のばな”
誰か言ってみない?の問いかけに一人の女の子が手をあげました。いつもの彼女の声との違いにみんな聞き入っていました。
その後は、どんどん手が上がり、いろんな言葉を声にだすことを楽しんでいました。
“かっぱかっぱらった かっぱらっぱ かっぱらった とってちってた
かっぱなっぱかった かっぱなっぱいっぱかった かってきってくった“
“あんたわたしのこと あんたあんた いうけど わたしあんたのこと
あんたあんたいわへんから あんたわたしのこと あんたあんたいわんといて あんた“
こんな言葉も教えていただきました。
多目的室がみんなの声でいっぱいになりました。
山崎淳子さん、有難うございました。
(YN)