低学年の「てつがく」の時間。
今日のテーマは「じぶんって、なに?」。とても難しい問題です。
今回は5つの質問を手がかりに考えました。
1つめは、「すきなもの」。自分の好きなものって何だろう?
2つ目は、「たからもの」。自分のたからものって何だろう?
3つ目は、「こわいもの」。自分にとってこわいものって何だろう?
4つ目は、「やってみたいこと」。自分がやってみたいことは何だろう?
5つ目は、「ねがいがひとつかなうなら」。自分のねがいって何だろう?
自分に向き合って考えて、隣の人とはお話しないようにして文字にします。
そう、自分のことは自分がいちばん知っているはず。
でも、うーん、と考えこんでしまいます。
「すきなものはあるけど、たからものって何かな」
「やってみたいこと、今あるかな」
みんな悩みながら鉛筆で書きこんでいました。
そして後半は、書かれものをもとにクイズです。
スタッフが「Aさんは、すきなものが…です。誰でしょうか?」と聞くと、
「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」とハイ!の嵐です。
「○○さんだと思います。」「私もです。」「私もそう思います。」
あれ、どんな質問でもあっという間に答えにたどり着いてしまいます。
理由を聞くと、「○○さんはいつもレゴで遊んでいるから」「自然のことをよくお話してくれるから」「絵本が大好きだから」とどの質問にも普段のかかわりの中から説明してくれました。
わかっているようでわからない自分のこと、周りのお友だちはずっとよく知っているのかもしれませんね。
(N.S)