低学年のテーマ学習、この日はホームレスの方々とお話をします。
ホームレスの人たちって、どんな人が来るんやろう・・・?という、なんだかソワソワした気持ちも、「こんにちは!」と挨拶してくださったことで子どもたちも和んだ様子。
ホームレス状態を生み出さない日本にすべく活動している、NPO法人Homedoorさんにご協力頂き、この日を迎えました。
今学期のテーマで様々な「ちがい」について学んでいる低学年のみんな。今当たり前にあるであろう、家、お金、仕事がもしなかったら・・・?など、様々な問いかけでワークショップをして下さいました。
「みんなにとって、家ってどんなところ?」
「お金があったら何ができる?」
「お金があったらできることの中で、これは絶対必要!っていうのはどれ?」
低学年のみんなにも分かりやすいように噛み砕いてお話しくださり、ホームレス状態とはどういうことか、どういう生活をしているのか、など、こどもたちの言葉も拾いながらの対話が進んでいきます。
グループに分かれてホームレスの方々に自由に質問をしてみる!という時間には、
「こどもの時からホームレスなの?」
「いつからホームレスになったの?」
「なんでホームレスになったの?」
「どこに住んでいたの?」
「病気の時はどうしていたの?」
「人に蹴られたりしたことあるの?」
・・・など、実際にホームレスの方々とお話をして、その人の話や感情に触れる、という時間になりました。
ホームレスの人たちに会って、知らなかったこと、驚いたこと、怖いなと思ったこと、こどもたちの感情もたくさん揺れたと思います。
帰られる時には、「一緒にお昼ごはん食べていったらいいやん!」と言っていた子もいて、ひとりの人として接しているこ子どもの姿に、心があったかくなりました。
(M.F)