フレネ教育で大切にしている「自由作文」。
こどもの森では「ことば共同」の時間に自由作文の聞き合いをしています。
今日の低学年クラスの様子です。
ほしかったSボードが届き、うれしくて家の中で乗ってみたこと、
先日の体育祭の借り物競争や、パン食い競争のことなど、
めいめいが自分の書きたいことを書いていました。
一人ずつ発表してもらい、その都度質問や感想を聞きます。
「絵を見せて~」と言われて、みんなに書いた絵を見せてまわることもしばしば。
その絵を見て、まわりの人たちは
「わあ、すごいなあ」
とか
「ああ、このことか~」
などと、作文と合わせて内容への理解を深めます。
1年生の描いた絵。
色使いがきれいで、かわいい!
こちらは、うれしかった気持ちが伝わってきます。
自由作文は、ただ作文を書くだけでありません。
発表を通して、この人はこんなことが好きなんだな、とか
こういう生活をしているんだな、などがわかり、
子ども同士がお互いをより深く知り合い、理解しあえます。
こういった小さな積み重ねで、子どもたちは自分たちのコミュニティを作っていくのだなあと感じます。(A.M)