猟師さんのお話をききました


2学期のテーマ〈食〉について、NPO法人いのちの里京都村の林利栄子さんがこどもたちにお話してくださいました。

農山村に住む人々(おいしい水と空気、お米)いのちの里と都会の人々をつなぐお仕事と、猟師をされているとのこと。元気な若い女性です。

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猟師、生きるために野生動物を獲る仕事。農山村は、野生動物の食害に疲弊している現実。(と、何を食べ生かされているのか知りたかったから猟師に。)

農家、林業家が減っている。駆除?!されるいのちはゴミ扱い。

いのちを食べるとは?!食べる分だけ獲っていた→獲り過ぎで、禁猟、そして爆発的に数が増え、それと山村部から都市への人口流入で山を管理する人がいなくなるという悪循環。

人間の責任も感じさせられます。

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それともうひとつの柱、人はなにを食べているのか?!牛や豚、鶏は食べても鹿を食べるのかわいそう?!(鹿はかわいいから?!)

食物連鎖の頂点にたつ人間!バランスよく食べることで、食物連鎖は保たれる。(持続可能な社会、自然ということか)

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多くの命をいただいて生かされているわたしたち。どれも、同じ命に対して礼を持って接したい。(捨てない、ムダにしない。)

わたしたちの生活は、食べ物をできあがったものとしか見ていない。

その命がここに今、あるその背景に思いをはたしたい。(どんな風に生まれ、育ってきて、その命をいただくのか。)と、話をしめられ、後、こどもたちの質問にていねいに答えていただきました。

動物を撃つ時の気持ちは?命をいただきますと、思っている等々。

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猟は、チームですること。銃を撃つと、衝撃で肩が赤くなったりすること。そんな本物の話が聞けました。

命の話は、前回の〈なかのりさん〉のお話とともに、こどもたちに響いたと思います。

また、猟師として銃を持つ覚悟も伝わったのではと。

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林さん、生き生きと、そして、こどもたちと対話しながら、お話してくださりありがとうございました。(K、K)