江戸時代にタイムスリップ?!
低学年クラスでは、ことば共同の時間に「江戸時代のくらし」について2学期末に取り組みました。
その中で、現代でも出来そうなことをやってみることにしました。
焚火の体験と、竹を利用したものづくりです。
おとまり会でも利用させてもらったわくわくの郷は、キャンプサイトのそばに竹林が広がっています。低学年の人たちもサイトに入った途端、竹林の方へ探検に。

まずは、焚火です。火をおこすために何が必要か、みんなで考えます。
火をおこすといっても簡単ではありません。
まずは、火花を作るためにファイヤースターターを使います。
本来なら火打石で火花を作りたいところですがそこは現代の便利さに頼りました(笑)。
火花を燃えやすい火口(ほくち)に移さないとなりません。
麻ひもをほぐして火口を作ります。火口が消えないうちに小枝や葉っぱに火を移します。
そのあとやっと薪を燃やせるのです。

火花を飛ばすのはなかなかむずかしい~
火花も初めての人にとっては簡単に火花は飛びません。いろんな人がやってみて、声をかけあいます。
「もっと強くこすってみたら?」
「台の上でやってみたら?」
「近くに火口を置いておかないと消えちゃうよ」
初めてやってみる人にとっては、火がどれぐらいの熱や大きさになるのか分からないので、怖い気持ちと興味とやってみたい気持ちが混ざった表情です。
家庭がオール電化だと、生活の中でまったく火に触れない人も多いのかもしれません。

火がついた途端に、火が怖いと思っている人たちは「キャー、こわい!」と。
火に慣れている人は「何がそんなに怖いの?」とキョトンとしている人も。
それぞれの経験によって反応が様々です。
火口に火がついたらすぐに枝や薪をくべます。

薪に火が回るようにうちわで風を送ります。
あおぎ過ぎて葉っぱが舞い上がり、途中でドキッとする場面もありました。
どのぐらいの加減であおげば適度な風が生めるのかなども、初めての人には分からないことだらけ。
少しづつ自分がやってみたり、人がやっている様子を観察したり、その人なりの参加の仕方です。

あおいだら炎が一気に大きくなります
火が安定してきたので、いよいよ持ってきた食べ物をあぶってみることに。
近くに落ちている枝などをつかって焼いて食べてみます。
マシュマロはやはりとてもおいしそうですね~。

ちくわもおいしそう~
次は竹です。竹林の中に入って適当なサイズの竹を見つけます。切るためにのこぎりを使います。
竹はとてもしなるので、切り倒す時にはしなった竹の周りにいるととても危険です。
竹を無事に切り倒せるのか?!

スタッフが格闘します!

みんな、竹を運ぶよ~
竹をサイトに降ろしてきた後は、枝をおとします。なたを使いますが、使い方をスタッフから教えてもらいながらやってみます。

なたを使いこなすのは大変です
竹を割ることもやってみました。スタッフが見本を見せます。

百聞は一見にしかず。

竹を割ったあとは、内側の節を落とします。道具はかんなを使いました。

竹を切る時、表面がつるつるして丸いので安定せずとても切りにくいことも実感。お互いに協力しながらすすめます。


竹のものづくりでは、いろんなものができました。
コップ、箸、弓矢、キーホルダーなど。刀を使って矢の先をとがらせたり、毛糸で竹のコップをデコレーションする人もいました。
(のこぎりサポートをしていたので作品の写真を撮り忘れたのが残念!)

途中、カラスがやってきてお弁当や焚火で使う食べ物をねらわれてちょっとドキドキでした。
最後はいつも通りの帰りのミーティングでひとことずつ今の気持ちをシェアしました。
道具や火は、くらしのためには欠かせないもの。
実際に自分たちで最初からやってみるとその大変さが身にしみます。
便利な現代に、貴重な体験ができました!
(T.O)