3学期のテーマ学習は「きみもメディアクリエイター!」。今回は、卒業生の保護者で、
ユーチューバーのばんちゃんから「メディア」の役割や「メディアクリエイター」になるために
大切なことなどのお話しを聞きました。
メディアってなに?
ユーチューバーでラジオ制作のお仕事でも活躍されているばんちゃん。
自己紹介のあと、
ばんちゃん:「みんなは、どんなメディアを知ってるのかな?」
こどもたち:「新聞!」「SNS!」「ポスター!」「テレビ!」「インスタ!」「本!」
などあちこちから声があがりました。


ばんちゃん:「みんなはこれからメディアクリエイターになるんだけど、
メディアってなに?」
こどもたち:「・・・」
ばんちゃん:「何語なんだろう?」
こどもたち:「英語!」
ばんちゃん:「おっ、すごい!じゃー、日本語ではなんていう?」
こどもたち:「う~ん。。。」
ちょっと難しい質問の後、こども2人に前に出てきてもらい、お互いに話してもらいました。
近くで話すと良く聞こえて意思疎通できるけど、だんだん離れていくと聞こえが悪くなり、
お互いの表情もわからなくなって、やり取りが出来なくなります。
でも、メディア=「媒体(ばいたい)」を使うと、意思や情報を遠くの人に知らせることができます。
今はメディアを通じて自分が伝えたいことを、世界中の人に即座に発信できる時代になりました。
でもそのことで個人、家族、友だちや周りの人に迷惑をかけたり、人生に悪影響をおよぼしてしまうこと(「炎上」など)がないように、伝える人が個人情報や著作権、肖像権など、気を付けなければいけないことがあるというお話がありました。

ばんちゃんとのやり取りの中で、こどもたちは鉄道系ユーチューバーに惹かれたり、大好きなアイドルのYouTubeをよく見ていることなどを話してくれて、日常にYouTubeをはじめ、動画やSNSがとても身近な存在だということが良くわかりました。
「自分がすきなこと」から考えよう
その後、情報発信する準備として、ワークシートを使って「自分のすきなこと」が何か考えたり、好きになった動機やなぜ好きなのかの理由、それを楽しむ方法、具体的に人に何をつたえるのかなどを書き出しました。
サッカー、鉄道、折り紙、推しのキャラクターなどそれぞれがすきなことをシートに書き、すきになったきっかけやみんなに伝えたいことなどもじっくり考えながら書いていきました。ばんちゃんから、情報を伝える時に、どのメディアがいちばん合っているかを考えることも大切だというお話しもありました。

プロの情報の伝え方にくぎづけ
後半には、ばんちゃんが制作されたYouTube動画も見せていただきました。
料理系では、電動餅つき機が登場し、おもちが固くなりにくいつき方がわかる動画に「へ~!すごい!!」「こんなやり方あるんや!」という感嘆の声が出ました。また、鉄道系ではJR大阪にあるめずらしい地下の駅の紹介動画を見て「こんなところがあるの?」と驚きつつ、画像に解説文も入れてわかりやすくするなど、動画づくりに役立つことを教わりながらも画面にくぎ付けになりました。

一枚の古いはがきからリスナーの思いが伝わる
そして最後に、昔買った思い出の品「AKIRA」のDVDと、その絵コンテが描かれた本をページをめくりながら紹介してくださいました。絵コンテの手描きのタッチは素朴な温かみが伝わってきます。本も私たちの生活にかかせないメディアです。

また、お父様(現役のラジオパーソナリティー)が保管されていた古いリクエスト葉書きも見せてくださいました。7円切手が貼られた葉書きには、リクエスト曲の名前とともに、リスナーの人が当時どんな状況で、どういう気持ちでこの葉書きを書かれたかが読み取れました。ラジオを聴きながら勉強する受験生、最近あった身近な出来事を伝えたい人、点字で文面が書かれているものもあり、手に取って読むうちにとても感慨深い気持ちになります。年月を超えて、人に情報や気持ちを伝えられる紙のメディアの素晴らしさをあらためて感じました。こどもたちも古い葉書きを見ながら「わー、すごい。昔のことが書いてある」「こんな曲しらな~い」「この人学生で、教室でいたずらしてたんだ」と興味深げに読む人もいました。

これから「メディアクリエイター」になるこどもたちが、何をどんな媒体で伝えるのか、気をつけないといけないことはどんなことかを考えながら、自分のすきなことや興味のあることを発信する学習になればと思います。
m.y