【低学年 こころとからだ】女らしい男らしいって何だろう?


低学年では、「こころとからだ」という時間がはじまりました。

包括的性教育の視点から、こころのこと、からだのこと、自分自身のことへの学びを少しずつ深めていこうという時間です。

2回目の今回は、
「女らしさ男らしさって何だろう?」という
ジェンダーについて、低学年の人たちと考えたいと思いました。

 

男の子が、真っ赤なネイル?!

はじめに、絵本「色とりどりのぼくのつめ」を読みます。
ネイルが大好きなぼくは、赤いネイルをつけて学校に行くと、友だちの男の子2人に「やーい、女だ!」とバカにされます。
ここで絵本はストップ。
「えー!」
みんな心にモヤモヤ、続きがどうなるのか気になっている様子。

 

スタッフが「どうしてこの男の子2人は、彼ににそんな事を言ったのだと思う?」
と質問します。

「それは、男の子なのに、マニュキュアをしてておかしいからじゃないかな」

「うん!そうだよ!マニュキュアは女の子がするものだからね」

 

女らしさ、男らしさってどういうこと?

「女らしいってどういうことかな?
男らしいってどういうことかな?
みんながどう考えてるか教えて欲しい。」とスタッフから投げかけました。

すると、いろんな考えがどんどん出てきます。
「髪がみじかい!」
「髪がながい!」
「お料理が得意」
「スポーツが得意」
「赤とかピンクが好き~」
「青とか黒が好き」
「剣とか刀とか武器が好き」
「かわいいものが好き」

 

すると、小さな声でちらほら聞こえてきます
「それって女だけ?男も同じじゃない?」
「ウチのお父さんは男だけど、お料理が得意だよ」
「ウチのお母さんは髪が短いんだけど」

 

男も女もおなじ?!

「男も女も関係なく、どちらにも当てはまるものはどれだろう?」と聞いてみました。

 

えーと。。
‥‥‥「あれ??全部じゃない??」
「ムムム??ホントだー!!」

 

ここでスタッフからまた投げかけが。。
じゃあ、男と女はぜんぶ同じなのかな??

「体が違うよ!」

生まれてきた時のからだの形を参考にして、
親や周りの人は、
この子は、男の子だね、女の子だねって考えること、
この時参考にするからだの部分は「性器」で、「せいき」という言い方も低学年の人たちに伝えました。
すると、ある低学年の一人が
「性器は、だいじなぶぶんのヒーローなんだよ!」と。
それを聞いたみんなもうなずいています。

 

からだもこころも同じぐらい大切にしたいね。
スポーツが大好きな女の子もいる。
ピンクが好きな男の子もいる。

何に心ひかれるのか、どんなことがあると嬉しいのか、

それを決めるのは「他の誰か」ではなく、自分だけ。

他の誰かの期待に応えるために生きるのではなく、まずは、自分の本当の気持ちを大切にして欲しいものです。

 

自分であるっていいかんじ

ここからは一人ひとり、自分の好きや苦手は何だろうと考える時間。
「自分が自分であるってどんなかんじ?」を考えました。


表現の仕方もみんなそれぞれ。
ことばで表現する人もいれば、
色やイラストで表現する人もいます。

赤が好きな男の子は思い切り塗ります。
黒色が好きな男の子は、怖いものが苦手。
「人の悪口を言い合う」のが苦手な人も。

 

男だからとか、女だからとか、みんなと違う、という事に囚われずに、
「自分が自分である」を大切にしたいね、とみんなで確認する時間となりました。

(O.T)