今年度も例年通り、おとまり会を実施することになっている低学年。
絶賛準備中!です。
小学校1~3年生の人たちがひとつひとつ話し合い、つくっていきます。
何をする?どこに行く?どこに泊まる?ごはんはどうする?など、全て子どもたちが決めます。
今年はどんな風に進んでいるのか、その様子を一部お伝えしましょう…!
昨年の様子はこちらを。
おとまり会、やりたい!
最初にこの声が聞こえ始めたのは、1学期の中頃。
低学年みんな、おとまり会をやりたいということで、実施が決定!
この時には1学期中の実施を予定していました。
そして、例年通りおとまり会実行委員が立ち上がり、準備スタート!
おとまり会実行委員は、全体をどういう風にすすめるかを考えて、クラス全体に伝えたり、中心になって進めたりするグループです。
最初にやらないといけないことやスケジュール感を確認しましたが、これまでのおとまり会のことをふりかえっても、どう頑張っても時間が足りない……
実行委員でどうするかを考えました。
①実行委員会の回数を増やす
→お昼休みが少なくなるから、いやだという声が。
実行委員会が増えても、全体で話す時間をそんなに増やせるわけじゃないから難しい。
②1学期はあきらめて2学期にする
→本当は一学期にしたかったけど、そうするか。
そっちのほうがちゃんと準備できるね。
1学期は諦めて2学期に実施することになりました。
決まらない行き先…
おとまり会をすると決まれば、何をするかを決めていきます。
いくつかの行きたい場所、やりたいことが出てきました。
みんなで話し合って決めますが、これがなかなか決まらない!
みんなの気持ちを聞いて、少しずつしぼっていきました。
最後に残ったのが
公園ふたつと、ユニバーサルスタジオジャパン。
お出かけの費用は、基本的には夏祭りなどで稼いだ低学年のお金から出すことを考えています。
実行委員が一生懸命数えたお金は、約5万円。
公園は無料だったり、料金が安かったりして行けそう!
ただ、ユニバーサルスタジオジャパンはみんなで行くとなると17万円もかかる!
でも、子どもたちの話し合いでは、
「お金が足りないから、ユニバは無しね!」とはなりません。
ユニバーサルスタジオジャパンに行きたい気持ちが強い人が何人かいました。
箕面こどもの森学園では多数決で物事を決めることはないので、これも話し合いで決めていきます。

「ユニバに行きたい人に聞きたいんやけど、どうやってお金を準備したらいいと思う?」
と、問いかける人がいます。
「それぞれ家から持ってくるとか。」
「たぶんうちでは準備してもらわれへん。」
「そもそもお金が集まったとしても乗り物とかあんまり好きじゃないからユニバは行きたくないかな…」
いろいろな声が出ます。
「ユニバに行きたい人は、自分たちが行きたいのか、低学年みんなで行きたいのかどっちなん?」
「みんなで行きたい。みんなで行った方がおもしろそうやから。」
なかなか進まない話し合い。
でも、ユニバーサルスタジオジャパンに行きたい人の強い思いをていねいに聴こうとしている姿勢が本当に素敵だなと思いました。
結局すぐにはどうとも決まらず、
「ユニバに行きたい人は、お金を集める案をいくつか考えてきて、次のときにみんなに伝える」
ということになりました。
早速その話し合いのあとに、ユニバチームはどういう風にあつめるかを話し合っていました。
「フリマする?」
「やっぱりみんな家から持ってきてもらうのってできひんかなぁ」
スタッフも話し合いに入って
「フリマってやったことないけど、どんな感じで準備してどのぐらいのお金が集まるのか、高学年に聞いてみたら?」
と、毎年修学旅行の資金集めでフリーマーケットをしている高学年にヒントをもらうことを提案したりもしました。
この行き先の話し合いの結論は、
ユニバに行きたいと思っていた人たちが、17万円を自分たちで集めるのは難しい、ということで、案から取り下げることになりました。
行き先を決め始めてから、実に6時間ほどは話し合ったのではないでしょうか……
みんなが納得するものを見つけ出したり、生み出したりすることの難しさと、そこで生まれる対話の大切さを毎回感じます。
他にも決めることは盛りだくさん!
行き先がやっと決まったところですが、ほかにも決めることはたくさんあります。
実行委員を中心に整理します。

「ルールも決めなあかん。」
「スケジュールも決めなあかんなぁ。」
「ごはんもどうしよう。作りたいって言ってる人もおったよな。」
実行委員もなかなか話し合いがうまくいかず、だらだらと時間が過ぎていってしますこともあります。
低学年の人たちにとって、ものごとを整理して、進めていくことは簡単なことではないんだなぁと、感じます。
実行委員になりたい!と意気込んで手を挙げた人たちでさえ、うまくやることは難しいのですから、クラス全体がそういう雰囲気になるのも難しく感じることも多々あります。
その年のメンバーによって物事の決まるスピード感や空気感も全く違うので、スタッフとしてはどこまでどういう風にサポートするか、どんな声掛けをするか、毎年悩むところです。

お弁当注文も、自分たちで電話をかけます。 セリフも事前に練習して、無事お弁当食べられそう…!

実行委員は、確認したいことがあると、行先の公園や宿泊先などに何度も電話をかけました。最初は緊張していた人も、だんだん慣れてきた様子。

行程表をFAXするために、ていねいに書きました!
みんなで分担して決めよう!
おとまり会も1か月後に迫ったころ、
「やらないといけないこと残りすぎ!間に合わない!!」
実行委員の焦りの声が。。。
スタッフからの提案で実行委員だけじゃなくてみんなで分担できることはしようとなり、宿泊先でのルールやおやつのこと、ごはんのことなど、全員で分担できるようにしました。


みんなの力を合わせて、これでなんとか間に合いそう!
急ピッチでしおりを書いたり、ご飯のことを決めたり、まだ少し残っている話し合いを進めていきました。
おとまり会4日前、みんなでしおりをとじて、最終確認。

おとまり会に向けて気持ちも上がってきました!
ここには書ききれないほどの話し合いと準備を重ねてきたおとまり会。
きっと思い通りにならないこともあると思うけど、それも含めて低学年の人たちにとってとても大きな経験になります。
当日の様子は、またブログでお知らせしますね♪


(K.Y)