1学期のテーマは「水」
低学年のこれまでの様子はこちらで。
みんなで思いっきり水で遊んだ後は、
「やってみたいこと」「もっと知りたいこと」「ふしぎだなぁと思ったこと」
などを共有する問い出しの時間がありました。

こんなにたくさん!

・水はなんで透明なの?
・氷の真ん中はなんで白いの?
・水はなんで揺れるの?
・雨ってどうやってふるの?
・水はなんで雲になるの?
・泥水を飲める水にしたい!
などなど、紹介しきれないほどおもしろいはてながたくさん出てきました。
ここからスタッフで話し合い、子どもたちの興味に沿ってグループを作り、
・水のへんしんグループ
・旅する水グループ
・人と水グループ
の3つのグループが完成しました。
子どもたちは、それぞれ自分の興味に一番近いグループに入ります。
このブログでは、水のへんしんグループのこれまでの活動の様子をお伝えします!
みんながやりたいこと、知りたいことってなに?

みんながやりたいこと、知りたいことを改めて出し合いました。
「氷がこおるしゅんかんみたい!」
「たしかに!!!」
今みんなの関心が一番高かった水が氷る瞬間についてまずは実験をしてみることに。
じゃあどうやったら見れるんだろう…?
「冷凍庫にカメラ入れたらいいんじゃない?」
「コンビニのアイスの冷凍庫みたいな、透明のやつなら見えるかも?」
アイデアは出ますが、現実的に難しそう…
そこで少し調べてみると、どうやらアルミカップと氷と塩を使って実験ができそう!
「「それやろーーー!!!!」」
水が凍る瞬間を見たい!生まれる新たな「?」
待ちに待った「水が凍る瞬間を見る」実験の日。
・一気に凍るの?ちょっとずつ凍るの?
・凍る時間はどれくらい?水の量によって違うと思う!
・白くなるタイミングは?一番凍ったところが白いのかな?雪が白いのと同じ感じかな?
知りたいことや気になることは、こんな感じ。
いざ実験!塩を入れて温度を下げた氷に、アルミカップを入れ、水を入れました。

ここからはじっくり観察タイムです。
5分経過
「まだ凍ってないな~」「さすがにもっと時間かかるやろ」
10分経過
「まだまだや」
15分経過
「冷たくはなってる!でも凍ってないなぁ」
このあたりから、気になって気になって水の温度を指で確かめてみたりぐるぐるとかき混ぜてみたり。
そうするとまわりの水が入り込んだりしてなかなかうまくいきません。

35分が経過したころ、ペットボトルキャップ1杯分の水が凍り始めました。
「凍ってるー!」
「周りから凍ってるかも!」
ただ、なかなか冷凍庫で作るような固い氷にはなりません。
むずかしいな~。残念ながらここで時間切れ。
この氷を待つ間にトレーの外側に水滴がたくさんついていることにも気づきました。
「なんかトレーの外にめっちゃ水ついてる!」
「この水ってどこからきたん?」とスタッフが問いかけると
「トレーからしみこんだんかな?」
「なんか蒸発して、それがついたとか?」
「空気が水にかわった?」
みんなの頭にはてなが浮かびます。
「お風呂のシャワーのところにも同じやつめっちゃついてる!鏡にも。拭いても拭いてもまたすぐつくんだよな~~」
と言っている人もいました。
この答えものちのち実験してみることに。
今回こそは!水が凍る瞬間を見たい!
今回は前回の失敗を踏まえ、柔らかいアルミカップではなく、金属のボウルを2つ使ってやってみることに。
いざ!実験開始!

塩をたっぷり入れて温度を下げて…水も少なめに…そして何より、触らない!
(みんなでどうやったら成功するかを考えました)
触りたくなく気持ちをぐっとこらえて、みんな静かに水を眺めます。
シーーーーン。
たまに温度を確かめたくて手のひらをかざしてみますが
「これみんながやったらあったかくなってまうんちゃう?」
「ほんまや!一瞬だけにしよ」
「みんなが集まったらあったかくなるんちゃう?」
「冷房つけよ!」
今日こそは何が何でも凍る瞬間を見たい!高まる真剣度。
実験開始から5分ほどしたら、小さいほうのボウルの一部が白くなってきました。
「なんかここ白くなってる!」
「めっちゃ冷えてきたんじゃない?」
そこからまた5分ほど、その白くなっている部分の近くに、何やらかたまりらしきものが。
「え!凍ってるーーーー!!!!」
「冷たくなったとこから凍ってるやん!!!」
「すごいーーー!!!」
凍る瞬間はあまりよくわからなかったのですが、水が凍り始めました!みんな大興奮!
凍った部分を眺めていると、
「え!!!なんかここも凍ってる!!!」
なんと、ボウルの真ん中あたりから氷の筋のようなものが放射状に広がっています!
「すごいーーーー!!!」
「お花みたい!」
「ハリネズミのトゲトゲやん!」
「これが前見た氷の中の髪の毛みたいなやつじゃない??」
「だんだん広がってるーー!!」
「凍った瞬間見た人いる?」
「ぱって見たらもうトゲトゲやった~~~」
凍る瞬間がいつなのかははっきりとはわからなかったようですが、
氷が広がっていく様子、トゲトゲの様子を観察することができました。
「凍るところ、見れたなぁ^^」と、ひと安心。

そして、やはり気になる、ボウルのまわりの水と氷!
どこからくるんだろう…
ボウルのまわりについている水はどこからくる?
お次はこちらの実験。
みんなの予想を確認しました。
・水を入れるときにこぼれるんじゃない?
・中の水がしみ出してる?
・じょうはつしてくっついた。蒸発した時は見えないけど、くっついたら見えるんじゃない?
・急に出てくる?
・氷が冷たすぎるとぼわ~んって出る白いやつと同じじゃない?
・部屋の空気がボウルについて冷たくなって水にかわる?
などなど。

あとは、ほかにもなぜか水滴がついている場面を思い出しました。
・お風呂の外側とか、壁とかについてる!
・コップに冷たい飲み物入れたら、水がついてる!気づいたらびちゃびちゃの時もある!
・水とうに冷たい飲み物を入れたら、口のところにつぶつぶがついてるときある
・家の窓とか車の窓とかも!めっちゃお絵かきできる!
指は濡れてないのに、お絵かきした後は指がびちゃびちゃになる。
どんなときにぬれるんだろう?
・じめじめ、むしむししてるとき?
・雨のあとのくもりのときとか
・山の上の上の方行ったときのほうが、車の窓がくもるよ!
そしてついに、実験!
水、氷と水、氷だけ、氷と塩 の4種類を比べてみることに。
実験スタート5分後ぐらいに、氷のコップの氷に触れている部分がぼやんと白くなりました。
「白くなってきた!」
「めっちゃ冷たそう~!」
そのまま観察を続けると、
氷と水、氷と塩のコップもぼやんと白くなり始めました。
「こっちもきた!」
「もうお絵かきできるやつやん~!」
「でも触らんとこ!」
「水だけのやつはなーんにも変わってないで!」
「ほんまや!」
「やっぱり冷たいやつだけになるんかな??冷たいってことが関係あるかも」
時間がたつと、ぼやっとしていたものがどんどん大きな水滴に変わっていきました。
「なんかつぶが大きくなってる!」
「水だけのやつはやっぱり何もならないなぁ」
「まって!でも水の中に小さいつぶみたいなのが3つある!」
「これって空気じゃない?」
ついに、このまわり水の正体を確かめます!
みんなで本を読んで、ヒントを探しました。
本の中から、どうやら空気の中には目に見えない水「すいじょうき」があることを知りました。
そして、そのすいじょうきは、ひやされると目に見えるようです。
「だから氷がはいってるやつだけついたのか!」
「じゃあ、コップからじゅわ~ってしみこんでるわけじゃないんだね。」
「やっぱり、冷たいってことが関係あるんだね。」
「じゃあ、お風呂はあったかいのになんで??」
「お湯の外はお湯の中よりさむいからかな」
ボウルやコップの外側の水の正体がわかりました。
そのあと、「湿度」という言葉についてみんな伝えました。
学校の中の湿度計をみんなで確かめて、空気の中の見えない水を想像してみました。
「水がいっぱいあるときは、湿度計の数字が高くなるってことね!」
「じゃあ冬の乾燥してるときは低いのかな」
見えないものを想像するのもおもしろいですね(^^)
最後に、次にやりたいことをみんなで話しました。
その中で
「雲はどうやってできるの??」
という話がありました。
「山も上に行けば行くほど寒いから、空も高くなるほど水蒸気が冷えて、雲になるってことか」
「でも、空高くなるほど太陽に近くなるから、暑くなりそうだけど…」
「たしかに…」
次々と疑問が浮かびます。
その日のお昼休み、子どもたちがお弁当箱のふちや、ふた、お箸ケースなどにある水滴を発見!
「水蒸気やー!!!」
「水蒸気ってめっちゃくちゃいっぱいあるんだね!!」

活動はまだ続きます。
第一弾はこのあたりで…
(K.Y)