「人はなぜ生きるのか」
高学年のてつがくのテーマは今回は
「人はなぜ生きるのか」でした。
てつがくとはどんな時間なのかお話してから
てつがくの時間がスタート。

そもそも「生きる」とは
そもそも「生きる」ってなんだろう?
この問いに対してそれぞれが考えたことが出てきました。
「呼吸している」
「走っていて苦しくなるとき。しんどくて息が上がっているほうが生きているって感じるかな」
「自由に動けるとき。自由だから幸せ。」
「鳥のフンが落ちたとき」
改めて「生きる」を考えると難しく考えてしまいますが
たしかに、、鳥のフンが落ちてくる日常の一コマも生きているからこそですね
「死」ってなに?
生きるなかでの感情についても考えたあと生きることの反対「死」についても考えてみました。
「生きるの反対、死ぬってどういうこと?死んだらどうなる?」
「しゃべれなくなる」
「心臓がとまるってことでしょ~」
「死ぬと感情がなくなるんだと思う」
「感情だけじゃなくって何もかもなくなる。耳が聞こえないとか」
「見えなくもなる!」
そんな死に対して「自分が死ぬ」と考えるとどんな気持ちになる?
「悲しい」
「想像もつかないし、考えたことがないから考えられない」
「あきらめて無の感情になる」
「死」って、どこか遠くて考えられないってことも素直な言葉だなぁと思いました。
「生きてるからこそ死にたいと思うってでてたよね。
でもなんで人は生きるの?何のために生きるってあるのかな?」ということも聞いてみました
多くの子たちが口を揃えて
「ない!」
「でも沢山のストレスが今はないから病むこともなくて、死を考えない」
「ストレスの矢が他人に向くか自分に向くかだと思う」という声も。
「生きててほしい。とも思う」と伝えてくれる人も。
「それは相手に?自分に?」
「んー、、、どっちにも」
「人はなぜ生きるのか」
では改めて
「人はなぜ生きるのか」
「産んでくれたから」「生まれたから」
「生きたいから」
シンプルな理由もでてきました。
他にも、
「家族を忘れたくない」「家族と離れたくない」
と、家族という自分にとって大事な存在について話す人も。
「私は兄弟とずっと一緒だからこれからひとりの時間ほしいしなぁ」という声も。
「やりたことをやりたい」「夢をかなえたい」
「推しに会いたい!!!」

生きることには何の理由づけもいらないのかもなぁとも、
色々な環境に触れ、それぞれの生きたい理由を意識せずとも
見つけているのかもしれないなぁとも思いました。

最後にひとりひとりが書いた文章です
「死にたくないから。生きたいから。生きているのが幸せだから。死ぬのが怖いから。忘れたくないから。体が生きようとしている。」(小5女子)
「生きてるってすごいと思った。自由っていいなって思った。食べるっていいなって思った」(小4女子)
「生きたいから。→したいことが山ほどある」(小6女子)
「生まれてきたから。本能的に生きようとするから。あと、楽しいことをしたいから。夢を叶えたいからもあると思う。自分もまだまだ生きたいと思います。」(小6男子)
(k.k)