5月16日(金)、須磨海岸へ遊びに行きました。
1学期のテーマが「水」なので、海か川か湖か…どこか水のある場所に行きたいね、ということで
大阪から行きやすい海、須磨へと1時間半かけてのおでかけとなりました。
心配していたお天気もまずまず。
むしろ晴れていたほうが暑くてしんどいだろうから、曇りぐらいがちょうどいい、
ある意味最高のお天気でした。
JR須磨駅で下車すると、目の前はもう砂浜が遠くまで広がっていました。
ちょうど潮干狩りシーズンで、潮干狩りのパラソルがたくさん並んでいました。
子どもたちは海を見るなり、波打ち際へと走り出し・・・
さっそくはだしになって海とたわむれ始めました。
「こっちの方は(足の裏が)痛いけど、むこうのへんは痛くないでー」
と、砂の違いを足の裏で感じたり、
打ち上げられた海藻を拾っては
「これ、わかめかな?」
「あおさじゃない」
などと話していました。

根っこ付き?のわかめ?発見!
着替えを持ってきてないのに、全身びしょぬれになった人も・・・
海岸沿いを東へと歩いていくと、
くらげがたくさんいる場所を発見したり、
川が海に注いでいるちょうど境目の場所があったり、
牡蠣がたくさんあったり、泳いでいる魚やカニを発見したりと、
ふだん山の近くに住んでいるわたしたちにとっては、
珍しい景色をたくさん見ることができました。

「どこまでが川で、どこからが海だと思う?」と聞くと、「ここかな」「ここちゃう」と考えていました。

川と海の境目にいたカニ。これは淡水のカニ?海水のカニ?
お弁当を食べると、午後からは海浜公園に行く人と、波打ち際で遊ぶ人に分かれて
それぞれ海を満喫しました。

とりで作りに熱中。「砂を掘ったら、水が染み出てくる!!」と驚いていました。
須磨海岸は立派なトイレやシャワー、足洗い場も設置されていて、
とても快適でした。
海の水をペットボトルに入れて持ち帰る人も。
テーマで海の水や川の水を調べようとしているのです。
誰も何も言わないのに、自分でちゃんとペットボトルを準備してきていて、感心しました。

「かいすい」と書いてあります
この海の水が蒸発して雲となり、
雲は雨になって大地に降り注ぎ、
川となり、わたしたちの生活のための水となり、
使った水はまた海へかえっていき・・・
気の遠くなるような水の循環の中で、わたしたちが生きているということ。
あたりまえすぎて気づかない、水の循環を、
この1学期のテーマ学習の中で、感じることができたらいいなと思います。
(A.M)