前回のブログhttps://kodomono-mori.com/blog/?p=27847
に続く、パート2です♪
水は氷にもなるし、しずくにもなるし、強い力ももってる!
テーマ3日目
今日は、「あめがふるふる」という本を最初に読み、雨も水だということを確かめました。
絵本の中に、雨が降ったら植物が踊りだすという場面があり、
「植物は水をたくさん吸って育つ!」
「人も水がないと生きられない」
という声もあがっていました。
そのあとは、コーナー遊び!
〇氷で遊ぼうコーナー

前回、ひとりひとり、水に好きな物をいれてまま凍らせておいたものを触ってあそびます。
「なんではじめはカクカクなのに、とけたらまるくなるの?」
「なんで真ん中は白いの?」
「真ん中の白いところから、ぬーって線がのびてる!」
「つめたい!気持ちいい!」
「何分でとけるかな?」
「氷をきりでさしたら、ぬーって入ってって、ぴきってなって、割れる!」
「覗いたら、人が2重にみえる!」
「つるつる氷とばし!」
「太陽にあてよう!」
「あったかいものにつけよう!」
〇水滴で遊ぼうコーナー

スポイトで水滴を落として観察!

「光にあてたらきれい~!」
「水晶みたい~!」
「なんか水がつながる!」
「へんなかたちになった~!さっきはこっちやったのに移動した!」
「水がくっついた!手をつないでるんじゃない?」
〇ギリギリチャレンジコーナー(表面張力を確かめるコーナー)

水を入れたグラスにビー玉を少しずつ入れてどこまでいけるかチャレンジするコーナー
「ビー玉入れるときに指を入れてると、振動が伝わってくる!」
「上にぷくってなてる!プリンみた~い!」
「水が真ん中に集合していくんじゃない?だから端っこは斜めになってると思う」
「水持ち上げられる!」
「あと1こいけるかな~~。あふれた~~~!!」
〇水の力を感じようコーナー(傘を
水の力コーナーでは、ツリーハウスの上からバケツ一杯の水を落とし、ビニール傘で水の力を感じる体験をしました。

「意外と衝撃が来るー!」
想像以上の力を感じたらしく、ギャーギャー言いながら、楽しんでいる様子でした。
水の補給部隊も出てきて、非常にスムーズに進みました。
「大きいバケツでちょーだい!」
「傘が壊れたー」
「近くおったら、水かかるでー」
「上から水落としてみたいー」
水は氷にもなるし、しずくにもなるし、強い力ももってる!ことを遊びながら感じた低学年のみんなでした。
「しずくのぼうけん」壮大なストーリー
テーマ4日目
黒川里山センターにいるスタッフの「めーめー」をゲストとしてお呼びして、「しずくの冒険」というワークショップをしてもらいました。
まずは「しずくのぼうけん」という絵本の読み聞かせ。
主人公は一粒の水のしずく。
そのしずくが、雲になったり、雨になったり、海になったり、氷河になったり、家庭用の洗濯水になったりしながら、形をどんどん変えていくというストーリーです。
続いて、今度は低学年の人達がしずくに大変身してみよう!
ということで、部屋に設置された氷河や地下水、湖や海、動物etc…というコーナーをサイコロを回して記録しながらまわっていく、というワークショップです。
それぞれが別の道をたどるので、24通りのしずくのぼうけんができあがりました。
・雲から土って、どうやったら進めるの?
・雨になって、地面にしみこむってことじゃない?
・しずくってさ、姿を変えながら永遠にぐるぐるまわっているのかな?
小さなしずくの、スケールの大きな大きな大冒険、想像をめぐらせ、思いをはせました。
また、そのあとは何人かのオリジナルのしずくの冒険をシェアしあいました。
これだけ旅をするには、一体全体何年かかるんだろうねえ?
「10年くらい!という人もいれば、
「1兆年くらいかかる!」という人も。
水ってなくなるのかな?
ー「一生なくならないよ!永遠にぐるぐるループしている!」
そう思うと、とっても不思議な感じです。
水の旅って本当に壮大ですね…!
そのあとは、本物の大根を見ながら、この中に水って入ってるのかな?と考えました。
先ほどのしずくの冒険でも、「植物」というコーナーがあったので、
「大根にもきっと水が入っているだろう…!」と多くの人が予測。
とはいえ、本当かはわかりません。
大根おろしにして調べてみると…!?
大根おろしから、水分がたーくさん出てきました!
・この水はどこから来たんだろう…?
・匂いがするのに、本当に「水」って言っていいの?
・大根は、水をどこから吸ったんだろう??
・根っこじゃない? 葉っぱからじゃない?
いろんな「はてな」が浮かんだまま、今回は終了しました♪
次週からは、問いだし、そしてグループが作られていきます!
どんな学習になっていくのか?!
わくわく楽しみです^^
低学年 Y.T