【高学年 テーマ】からだ研究所(からだラボ)~体のうごきのメカニズム~ ②


今日の学習は骨と筋肉を中心に学びます。

まず始めに、スタッフから「人の体の中で一番大きい筋肉はどこでしょう」という質問に「太もも」「おしり」「せなか」の3つの中から答えます。

「え?一番大きいってどこだろう。」というはてなの顔が何人もいます。

 

次に「人間の骨の中で一番小さい骨はどこの骨でしょう」という質問がありました。「耳」「足の小指」「歯」の中から選びます。

こどもたちからは「歯って骨なん?」「骨ちゃうで~」「骨?う~ん?」と言う声が聞こえます。(正解は耳の中の骨)

 

3番目のクイズは「人は赤ちゃんの時にしっぽが生えている時期がある。〇か✖か」

(正解は〇。お腹の中で大きくなる過程でしっぽが無くなります。画像を見て納得。)

骨と筋肉についての解説動画を見たあと、スタッフからホワイトボードに貼った骨、筋肉の図の説明がありました。

休憩時間には、人体図のポスターの前に数人のこどもたちが集まってきました。図の骨や筋肉の位置を見ながら自分のからだをさわって、場所を確かめている人もいます。

「一番よく動いてる骨ってどこかな~」「股関節じゃない?歩く時に両足を交互に出すのにつかうんじゃないかな。」「どこから股関節なん?」「ここ、ここ」など図と自分のからだを照らし合わせています。

「どこから足なんかな?」「このあたりから足ちゃう?」と言い合いながら、足の長さをお互いに比べていました(スタッフの方が短かったです…)

次は3グループに分かれてからだの動きと筋肉について考えていきます。

動画で大リーガーの大谷選手のピッチングを見て、どの筋肉が動いているのかグループごとに意見を出し、発表します。

 

大谷選手のピッチングのまねをして筋肉の動きを予想します。腕、肩、手頸、ふともも、ふくらはぎ、だけでなくて、背中の筋肉も使ってそう。

 

上腕二頭筋、・・・たくさん、筋肉の名前をあげてくれていました。

片足を上げて曲げる時には、ボールを持つ腕も曲げているよね。その後腕を広げてからだを回すときは、胸と腰の筋肉も使ってるね。

その後は、人のからだの不思議な動きをみんなで体験しました。

始めに、両手の中指を曲げてくっつけた状態で、親指どうし、小指どうし、人差し指どうし、薬指どうしを向かい合わせにくっつけます。その状態で、親指の先は離せるかな?人差し指は?小指は?薬指は・・・あれれ、どうして離せないんだろう。

 

次は、定規を持った手をそっと離し、もう一人の人が落ちる定規を指で挟みます。最初はうまく挟めず、失敗。次は定規の下から15cmぐらいの所を挟めました。

最後は椅子に座っている状態から立ち上がります。その時、おでこの中央をもう一人の人が押さえます。「よっこらしょ。」と立ち上がろうとしいてもうまく立ち上がれません。どうしてなんだろう。

人の動きが骨の関節、筋肉だけでなく、神経の伝達、脳からの指令と連動して動かしている??

人のからだってとっても不思議。

来週はスポーツトレーナーの方をゲストに迎えて色々なお話しを聞けるので、みんなの疑問が解けるかも。