低学年クラスでは、2学期のスクールワークの時間を使って、お泊まり会の準備を進めてきました。
お泊まり会実行委員の人たちを中心に、スクールワークの時間で話し合い、1泊2日の内容を詰めてきました。
このブログでは、2024年度2学期のお泊まり会の様子をお伝えします。

北千里駅での集合後は、ICカード忘れた人の切符を購入したり、トイレなどでさっそくバタバタのスタートでした。
岸和田自然資料館に向けて出発!
なんとか北千里駅発の予定していた電車に乗り込みました。
お泊まり会実行委員の人が「第一なんだっけ?第一関門突破だね!」と間に合ったことを喜んでいました。

道案内担当の人がこの後の流れを確認していました。「2列より1列で。車とおるだろうから◯◯はうしろにいこうか。」
岸和田駅到着!自然資料館に向かうものの、、、
ICカードを忘れた人の切符購入待ち時間などはあったものの、なんとか無事岸和田駅に到着しました。
「これ遅れたら普通電車やったで。」
「第2関門突破!」
実行委員の人たちもとりあえず着けて安心したようでした。
実行委員の人2人が道案内役で地図を見ながら(もう1人は地図見ずに行ってましたが…)資料館まで案内してくれます。
「こっちの細い道を行くらしい」
「細い道多いね〜」
「城下町だったからね。」
案内役の1人は以前来たことがあって、みんなと行ってみたかったため、今回提案してくれました。
岸和田自然資料館の看板も見えてきました!
ですが、ここからが大変なところでした。
「わからん。今どこなの?」
「地図があってもわからん!」
「地図通りじゃなくて、看板見ながらきたらどこかわかんなくなった」
後ろにいた実行委員の人も様子がおかしいことに気づいて前に来ました。
「あと、2分で入らないといけないよ!急いで」
「遅れるって岸和田自然資料館に電話しないと〜」
予定時間につけなさそうだったので、ひとまず資料館に方に電話することにしました。

なかなか到着せず、疲れて石を投げて遊ぶ人たちも出てきました。

細い道のあとは「床屋さん」を目印にしていました。「床屋さんに聞くっていう手もあるか!」と話していましたが、どの床屋さんかわかりませんでした。「床屋さんなんて岸和田いっぱいあるやん!」と困っているようでした。

「電話してどこかで会うことになったけど、なんて言っているのかわかんなかった。」「そこがなんたらって言ってた。」「あと、最後バイバイって言っちゃった!友達みたい!」

途方に暮れる人たち。 スタッフの提案で一度わかるとこまで戻ることにしました。
わかるところまで戻っていると、道の先で手を振ってくれている人がいました。
岸和田自然資料館の人が大きな道に出てきてくれて探してくれていました。
おかげで、なんとか岸和田自然資料館に辿り着きました。
岸和田自然史資料館到着!
到着すると資料館の方が説明してくれました。
資料館スタッフ「ここは3階が動物園になっています。3階にはきりんやくまもいます。
「えー!3階にきりんおるとかやばいやん!」
資料館スタッフ「でも死んでいます。死んですぐ持ってきてお腹を開いて内臓などを取り出して剥製にしています。みんな死んでいるからこわくありません。」
「きりんも?結構きりんってでかいよ。」
本当かなぁ?思う人もいながらも、予定していた通りグループで見学することになりました。

「今動いた気がした!」「急に動いて来るかも」「大丈夫こないこない〜」

「中には何が入ってるんだろう?」
ちなみに今回は話し合いの時点でグループ行動をするのがどうしても嫌だという人がいました。
どうやら今までの見学でグループ行動になったとき、自分が見たいところを全て見れなくて嫌な思いをしたそうです。
話し合った結果、
①時計としおりを持っていること
②こどもの森の人がいない部屋に1人でいないようにすること
という条件で自由行動をしても良いということになりました。
最初は、「自由行動なんてなしだと思う」という意見が強かったですが、「どうしたらみんなが困らずに自由行動できるか?」と考えてこの案が出てきました。
チリメンモンスター
次は予定していた「チリメンモンスター」です。チリメンモンスターは、ちりめんじゃこの中にたまにまざっているたこやいか、他の魚を見つける活動です。
「おなかすいた〜」
資料館スタッフ「これは賞味期限がすぎていて食べれません」
「これえび?」
「みて!タチウオ見つけた!」
「しっぽキラキラ〜」
「とりあえずとりまくってみよう!」
集中して取り組み、あっという間に時間が経ちました。
お土産を買ってお昼休憩に
最後は、お土産を買いました。
今までお泊まり会でお土産を買うことはなかったのですが、今回は買いたいという意見が話し合いのときから出ていたので、事前に費用を決めてその金額内であれば買って良いということを決めていました。

「ここ出て郵便局あるからお堀の方に行ってごらん」資料館の方に公園までの道を教えてもらいました。
資料館の時間が押したので、お昼休憩の時間は少し短くなったのですが、お昼ご飯を食べたり、おやつを食べたり、鬼ごっこをしたりして過ごしました。
岸和田を出て学校へ
次は、学校に向かいます。
「死んでてもくまはこわかったね。」
「◯◯がびっくりさせてきてびっくりした。」
など、岸和田の思い出を話しながら向かっている人もいました。
岸和田駅までの道は途中少し間違えたものの、出発10分前に到着しました。
駅では、南海電車の撮影をしている人もいました。
電車の中は眠そうな人もいましたが、手遊びなどしながら過ごしてる人もいました。
大きな問題もなく無事学校に到着しました。
明日の朝ごはんの買い出しへ
学校に到着してからは、明日の朝ごはんの調達に行きます。
サンディと関西スーパーに買いに行く人に分かれて買いにいきました。
実行委員の人たちは、今日の晩御飯をお弁当屋さんに受け取りに行く仕事もあります。
自分たちでお金を計算して、受け取りに行っていました。
夜の様子
晩御飯のあとは、いろんな遊びをしました。
まずは「くらやみかくれんぼ」。くらやみかくれんぼはお泊まり会で生まれた遊びで、部屋を真っ暗にして、かくれんぼをします。ただ見つけるだけではダメで名前を言うことができて見つけたことになります。
今までは、自由時間でやっていたのですが、今回はみんなでやりたいということで、低学年と高学年の2部屋を使って遊びました。
その後は、全体でジェスチャーゲームをしたり、へびおにをした後自由時間を過ごしました。
夜の自由時間に向けて、プロジェクトの時間を使っておばけやしきを企画している人たちもいました。
一室を貸し切って、ダンス×お化け屋敷というユニークな形でやっていました。
チケットは早めに売り切れてしまってクレームも。
1日目は、このように大きな問題なく、いろんなイベントごとを楽しんで終わりました。
2日目に続きます。
(T.Y)