2024.2学期テーマ「ニホントカゲ」の発表が終わりました。
今回のテーマでは、①アトリエトカゲ②トカゲレスキュー③トカゲくらしものがたりの3つのグループに分かれて活動してきました。
今回のブログでは、トカゲレスキューの人たちの発表についてお知らせします。
発表どうする?
トカゲのお世話について話しながら、今まで学んだことをどう発表するか?ということも話し合ってきました。
まずは、「どんな内容を発表するか?」について話し合い、トカゲの病気のことやそのためにやったこと、絶滅危惧の状況、二叉尾のことの3つを発表することにしました。
そして、発表のやり方として、スライドの発表と動画づくりと劇という案が出てきました。
「動画つくるのとか面白そう」
「劇楽しそう。スライドだけだとつまんない。」
「何かつくりたい」
スタッフ「劇とスライド両方やるのはどうかな?劇だと小物が必要になるから、それだとのりがつくれるんじゃない?」
「劇はやりたくないねん。前笑われて嫌な思い出がある。」
「劇やりたい人だけがやったらどう?劇やりたい人いる?」
「少なかったら私もやっていいよ。」
「劇はいややねん。」
スタッフ「Aはやらずに、他の人が劇やるのもいや?」
「同じチームの人が劇やって、笑われたら自分も笑われてる感じがする」
「笑わないでって事前に言ってたらどう?」
「それでも笑う人がいると思う」
初めの話し合いでは、ここで時間が来たので、ひとまず発表のやり方については保留することになりました。
その後、話し合った結果、しっかり練習をすることと、劇チームだけで考えたことを伝えることで劇をやっても良いということになりました。
劇とスライドを考えよう!
発表の内容とやり方が決まったところで、劇とスライドにグループを分けて、詰めていくことになりました。
発表当日!
スライドグループの人たちは在る程度余裕を持って準備してきましたが、劇はいろんな動きがあるので直前まで、動きなどを調整して練習していました。
そして、発表当日です。
初めは劇です。
「まずはトカゲのびょうきをちょっとだけのぞいてみましょう」という声とともに、劇がスタートしました。
ナレーター:おや、ここにだっぴがへたなこがいます。ちょっとだけのぞいてみましょう
トカゲA:あーぬげない〜
トカゲB:あ〜ぼくもぬげない〜いっしょにがんばってぬごう!
(ぬぐ)
トカゲA:やった!ぬげたね。
トカゲB:むしゃむしゃ むしゃむしゃ
ナレーター:あれ?あそこのトカゲはしっぽが2つなようですね。ちょっとみてみましょう。
トカゲA:あれ?ぼくのしっぽが二つになってる!?
トカゲB:わたしもだ!
ナレーター:これもびょうきかなぁ?
トカゲB:よし。もういっかいトカゲせんもんびょういんに行こう!
(びょういんにつく)
医者:これはびょうきではないですね〜
トカゲA:じゃあなんなんですか?
トカゲB:これは「にさび」です。しっぽがかんぜんにきれてないまま、あたらしいしっぽがはえると、しっぽが二つになるんです!だからきにしなくていいです!
トカゲA:ちょっとむずかしいけど、びょうきじゃないってわかってよかったです。
トカゲB:じゃあきにしなくていいね!なんかしっぽが二つなのもかわいいかも!
トカゲA・B:びょういん行きすぎておなかすいたよ〜よーし、コオロギ食べに行こう!
ナレーター:みなさんもこのトカゲたちみたいにびょうきになりすぎないように気をつけてくださいね。
トカゲの脱皮しようとしてもなかなか脱げないシーンなどは、トカゲ役の2人ともが熱演していて、観客もたくさん笑っていました。
話し合いのときには不安だった劇も、無事やり終えることができました。
続いて、スライドです。
発表を終えて…
発表を終えて翌週にテーマについて振り返りをしました。
一部トカゲレスキュー関係の振り返りを紹介します。
◯新しく知ったこと
- いろいろ病気があることがわかった(クル病、脱皮不全、二叉尾)
- カナヘビは死んでしまったら目がひっこむ
- 二叉尾のトカゲがいる
- トカゲは冬眠する
- しっぽが切れたら違う色のしっぽになる
- たまごに上下がある
◯もっと知りたい・気になること
- もっと病気の種類を知りたい
- どうしてたまごが転がったからって2つの頭になったりするの?
- たまごが転がって二つの頭になったら、その性格は違うの?
◯発表のよかったこと・気になったこと
- 劇笑ってもらってよかった
- 当日休みの人がいたけど対応できた
- 脱皮するとき、片方だけ脱ぐ予定が両方脱いでしまった
他にも、他のグループの発表を聞いて、いろんな気づきや疑問があったようです。
トカゲからいろいろ学びが広がる時間でした。
また、春になって外でトカゲと会ったときに、今回のことを思い出すかもしれません。
今回のテーマが生き物への興味や生き物と人との共生について考える機会になってくれていたら嬉しいです。
(T.Y)