先日、低学年クラスのしぜんの時間に、箕面の山へ出かけました!
たまに外へ出かけて、五感をたっぷり使って過ごす時間も大切にしています。
いざ!山歩きへしゅぱーつ!
お天気もとてもよく、山歩き日和!楽しみです~!
ゆっくりな小さい人をサポートしながら歩く3年生も。
カマキリも日向ぼっこ。
「なんかおるかな~?」
「あ、魚!!」
30分ほど歩いて、さくらの丘に到着!
無限の体力!生まれるアイデア!
「いっぱい歩いたね~。ちょっと休憩しよう~!」
と一息つこうと思っているそばから
「鬼ごっこしよー!!」
と元気な声が聞こえてきて、思わず
「えー!!このあともまだまだ歩くで?!すごい体力やなー」
と、大人はびっくり。
元気に鬼ごっこが始まりました。
(誘われたスタッフも一緒に走り回っていました。)
こちらでは、朽ち木を発見して早速虫探し。
「なぁなぁ、なんか木掘れる道具ない?」
「ないなー。石とか使ってみたら?」
「ほんまや!」
と、道具も自然のものでなんとかなります。
「この石、斧みたいにとがってるから使いやすいわ!」
自分にとって使いやすい道具を見つけたり、もっととがるように
石同士をぶつけて割ってみたり。
あまり虫は出てきませんでしたが、オオナガコメツキという虫の幼虫を発見!
こちらでは、朽ち木を削って出たくずや、自然の植物を使ってランチプレートのようなものを作っていました。
「これがお肉で~、これがツナ。これがサラダでこれがラーメン。」
「お皿みたいな薄い木、ないかな~~。」
しぜんがあれば、どんどん新しい発想が生まれますね。
一緒に楽しんだり、子どもたちのワクワクの表情を見たりする時間がなんとも幸せです。
もうひと歩き、ふた歩き。
少し休憩をしたら、次はさっきより長い道のりを歩きます!
望海の丘目指してしゅっぱーつ!
慣れた足取りで軽々歩みを進める人や、
ゆっくりゆっくり一歩ずつ前へ進む人、
ながーい列になって自然の中を進んでいきます。
緑が目に、心に、癒しを与えてくれます。気持ちいいなぁ。
時折、前のほうを歩く人が後ろを振り返って
「がんばれー!!」
とエールを送ってくれて、ほっこり。
途中、おサルさんとも遭遇。
刺激しないように、ドキドキ…
なんとかおサルさんの邪魔をせず、先へ進めました。
後ろのほうを歩く人たちは
「もうエネルギーのこり1パーセントしかない~~」
「おなかすいた~」
「でも頑張って歩いたらお弁当めっちゃおいしいよね!」
そんなことを言いながら40分~50分ほど歩き続け、望海の丘に到着!
「やっと着いた~!!」
とても見晴らしのいい場所で、待ちに待ったおひるごはん。
外で食べるお弁当、山登りのお弁当はなんでこんなにおいしいのでしょうか。
「ここから箕面駅まで、ジップラインで降りれたらいいのになぁ!」
「そんなんめっちゃ怖すぎー!!」
「それぞれの家まで繋がってたら、帰りは楽やのに~!」
「あべのハルカス見えるかな?」
と、地上を見ながらあれやこれや楽しい想像が膨らみます。
ここでもまた、食べ終わった人が鬼ごっこをしています。笑
さあ、上ってきたということは、帰るには下らないといけません。
ん~。下りのほうが足にくる!!
「さっき2回こけたから、3回目は絶対にこけないようにする!」
慎重に歩きやすい場所、滑りにくそうな場所を選びながら歩く人もいます。
歩いて歩いて、歩き続けて、ようやく箕面駅に到着!
低学年の人たちにはちょっと大変かなぁと思っていましたが
みんな歩ききりました!大人のほうが危ういかも…笑
普段きれいに舗装された道ばかりを歩いているので、
でこぼこの道を歩くと、眠っていた筋肉たちが目を覚ます感覚。
でこぼこの道を歩いて、草木や生き物と出会って、新しい遊びが広がる。
改めてそんな時間の大切さを思いました。
(K.Y)