高学年の生き物調査隊は、妙見山のふもとにある初谷渓谷へ川の生き物探しに行きました。
どんな生き物がいるかな? それぞれに網やかごを持ってグループごとに川に入っていきました。なかには自分で作った仕掛けを持っていく人もいました。

「カニ発見!」「魚つかまえた~」「カエルいたで!」「誰か入れ物持ってきてーー」
あちこちで生き物を見つけた声が聞こえてきました。






つかまえた生き物は一体何だったのか?
グループごとにつかまえた生き物を集めて、観察をしました。


どこにどんな生き物がいるか、わかりますか? カゲロウやヨコエビなどの小さな生き物も見つけました。カワムツは小さいものから15㎝くらいのものもいました。ヨシノボリは岩のすきまにいたのをつかまえたそうです。






持ってきた図鑑と見比べながら、つかまえた生き物の名前を調べます。どんな生き物が住んでいるかで、川のきれいさがわかります。初谷川はきれいな川なのか、ややきれいな川なのか…それとも?

どのグループでもたくさんカニをつかまえました。オスかメスか、見分け方を知っている人が、おなかの形を見て判別していました。「メスはおなかが四角になってる」小さな赤ちゃんカニを抱えたメスのカニもいました。
小さな生き物はルーペやライトスコープで観察しました。「これはなんだろう?形が似ているけど、どちらかというと近いのはカワカゲロウかなぁ?」カゲロウやカワトンボは落ち葉の裏に隠れていたようです。


初谷川でたくさんの生き物を発見した、生き物調査隊。最終的に、初谷川はきれいな川であることがわかりました。学校に戻ってきてから、きれいな川を保つためにはどうしたらいいか、川を育む豊かな森とはどういう森かについても考えました。
番外編:洞窟発見!暗闇の中を進む探検隊
川のそばで洞窟を発見しました。中がどうなっているのか、興味津々。暗闇の中をライトで照らしながら入っていきました。


こどもがしゃがんで進むことができるくらいの高さでした。奥は水が溜まった場所があったそうです。ここにもいろんな生き物がいるんだろうなぁ~
生き物調査隊の調査はまだまだ続きます。それぞれの調査結果については、11月のテーマ発表をお楽しみに~!