【高学年】テーマ学習”自然の生きもの調査隊”~動物のくらしとわたしたち~ 


高学年の2学期のテーマは「生き物」。まず野原や川、池などの身近なところにどんな生き物がいるのだろうか、またその生き物たちがどのように暮らしているかを知るところから始めます。実際に川や公園などに生き物たちを見つけに出かけます。

 

これまでに見つけた動物はなにかな

オリエンテーションでは、最初にみんながこれまでに見つけた動物の名前とどこで見つけたかをあげてもらいました。

 

 

みんな、どんな生き物を見つけたことがあるかな~

 

「ムカデ、公園にいたよ」

「道を歩いていると、トンボが飛んでた」

「川でかんたろうミミズを見た」「えっ、かんたろうミミズ?なにそれ?」

「池の上にこうもりがいた」

「海にクラゲが浮かんでた」「池にもクラゲがいるよ。水クラゲ」

「海にタツノオトシゴもいるよ」

「山で鹿を見た事がある。でかかった」

ハチ、コウモリ、ザリガニ、キジほか、色々な場所で動物に出会った体験を交えて次々と名前があがりました。

家族で海外旅行に行った先でカメレオンやイグアナを見た人もいて、「エ~ッ!!」とビックリ。

 

いろんなところで、さまざまな生き物をみつけているね。

 

動物ってなんだろう

その後、動物がどんな種類に分かれるのか、動物の分類の表を見て

みんなが名前をあげた動物がどの分類の中にはいるのか考えます。

 

動物は大きく2つに分かれます。

スタッフ:「表の上側の哺乳類、鳥類、爬虫類などにはあって、昆虫やたこ、カニなどにはないものって何かな?」

こどもたち:「う~ん。何かな~・・・」「骨?」

スタッフ:「どこの骨?」

こども:「あ!背骨?」

動物の分類は何のちがいによるんだろう。

 

そうです、動物はまず骨のあるものとないものでグループがわかれます。

そして動物が哺乳類、鳥類、は虫類、魚類などに分かれることはすでに知っている人が何人かいました。

「クマは何類になるかなぁ?」「卵をうむ?こどもを生む?」

「クマは哺乳類。こどもを生むよ。」

 

みんなが見つけた動物たちが何類になるのか、それぞれに考えました。

そして、どうしてそのグループにはいるのか、ほかのグループと何が違うんだろうと理由を考えます。

 

スタッフ:ニワトリ、ヘビとカエル、メダカはどちらも卵を産むけどグループがちがうのは何で?

こどもたち:「なんでやろ・・・なにがちがうんやろ」サークルのあちこちでがやがやと声がします。

こども:「あ~っ!陸で産むのと、水の中で産むのじゃない?」

大正解です。そして昆虫、カニなどの節足動物とタコ、マイマイなどの軟体動物はからだに節があるかないかで分類が違うことがわかりました

 

じゃあこれはなに類~?? と首をかしげた動物にコウモリ、カメレオン、タツノオトシゴ、ミミズがありました。さあ調べてみよう~。

 

私たちは生き物調査隊

今学期は「生き物調査隊」となっていろんな生き物を見つけに行き観察します。

生き物調査にどんな準備がいるんだろう。

次週は一庫公園、翌週は初谷渓谷に校外学習に行きます。

自然豊かな川や山でどんな生き物に出会えるかな。調査に必要な道具を準備して、

探検隊になった気分で探しにいこう!

m.y